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移行措置を目的にした、新年度からの授業構成とそのヒント

移行措置を目的にした、新年度からの授業構成とそのヒント

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移行措置を目的にした、新年度からの授業構成とそのヒント

1月13日(日)、第142回e-pros主催/1月期英語指導法研修会が、JR上野駅前の岩倉高等学校カフェテリア(特設会場)で開催しました。2020年から小・中・高校と順次改訂される学習指導要領の移行措置が、新年度から本格的に進行されることから、英語に止まらず各教科を担当する先生方には、それに対する準備が要請されております。

次期学習指導要領の基本的な考え方は、「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)であることは広く知られています。それに則った教育の実現のためには、授業の仕方や教え方の改善はとうぜんですが、「主体的な学びとは」「対話的な学びとは」、それを求めているものは具体的にどんなことであるのか。それを「深い学び」に結びつける結果、どのような児童・生徒が育つのか、育てようとしているのか。そのような姿を指導する立場の人がじっくり描いてみることが大事でしょう。改訂された学習指導要領の目的、考え方を、指導をするに当たっては具体的に表現すことが大切で、先生方は指導の意味をよく理解し、動作、形で反映させなければなりません。

これからの教育は、「教えこむ」、「覚える」から考える要素を含む大きな転換が計られます。その指導のためには教師個々の力、即ち「教師力」が要求されます。これまでのように、教師から生徒へ学力を伝達するだけでは済ず、自分から主体的に問題を指摘し、それについて一人ひとりが考え、多面的に議論して解答を見出させることが、教師の力量として期待されているのです。

e-prosはそれらの「教師力」を身に付けようと望み、生徒のために勉強しようとする教師のために、側面から力になりたいと思います。

1月期英語指導法研修会は、「移行措置を目的にした、新年度からの授業とそのヒント」を総合テーマにし、講師は下記のお二人の先生にお願いしました。

   (1) 川村 光一先生(埼玉県栄東中・高等学校教諭、教架村塾主宰)

    講座題 ⇒ 「生徒の知的好奇心が爆発 - ピカイチマテイリアル」
       生徒が喜んで取組み、びっくりするほど成果のあがる教材や活動の紹介

   (2) 中嶋 洋一先生(関西外国語大学国際学部教授)

    講座題 ⇒ 「新しい教育の時代が始まる! - これからの英語教育と英語教師に課せられた役目」

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