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フォーラムレポート

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市田先生、北原先生のフォーラムに参加して受けた刺激!(04.29)

長崎県長与町立長与中学校(北研長崎代表) 島田さおり

こんにちは。長崎の島田です。1週間前e-prosフォーラムに参加して、北原先生の研修を受けてきました。北研には体調や行事等などでいけないことがあるので、ワクワクして東京入りしました。

今日私が皆さんに伝えたいのは、私が驚いたことです。新3年生、つまり昨年度2年生の3学期のスピーキングのテストの映像を見せていただき、卒倒しました!実は2月に7回目の北研長崎(北原先生を招いての研修会です)で北原先生が、「今の2年生が一番凄い、発音は間違いなく日本一」と言われていて、そうかあ、凄いんだなあとは思っていましたが。

私が驚いたのは、彼らが1年生の時、自己紹介を大きな声で、多くのジェスチャーを使い、特にf,v,thの発音に気をつけて、丁寧にゆっくりと話していたのを見ていたからです。どこにでもいる普通の中学生が、北原先生の教えを守って一生懸命に発表していました。特殊な能力を持っている生徒さんたちではないことをこの目で見て(映像ですが)、その後は赤坂中で2年生になった姿を見せてもらったり、北研長崎でも映像を数回にわたって見ていましたが、いきなりすごい速さですごくきれいな発音で自分の考えを喋るだけでなく、ジョエル先生のnatural speedの質問にもそれと同じ速さで、返答したり、笑ったりしている映像を見て、衝撃を受けました。

思い返せば、5年前の3月末に宮崎で初めて北原先生の研修会に参加した時も同じように衝撃を受けて、多分その感動というか私の中の何かを大きく突き動かしたものが、今の北研長崎の存続につながったと思うのですが(多分皆さんも同じ気持ちに一度はなられたと思います。)、先週の衝撃はそれを超えました。

今、転勤先の学校で同僚の先生方と、まるでチームのように北原メソッドを取り入れて授業をしようと頑張っています。私は子どもの成長の可能性をこの目で見てしまいましたので、完全 にスイッチが2回転ぐらいした状態です。授業参観が2回あり、保護者の方から授業後それぞれに、「ありがとうございます。」と言われました。どういう意味かはわかりませんが(しかもどなたかさえ分かりません)、多分、よく思ってくださったのだろうと前向き思考で解釈して、保護者も巻き込んでみんなで頑張ろうと思っています。

e-prosフォーラムには、1年前も参加させていただきました。市田先生のお話で私が飛びついたのはICレコーダーの所です。やっぱり音が大切だから、家庭でも聞かせたいと思って同じように実践している人がいるのだなと共感を覚えました。長先生の実践でもICTの話がよく出ますよね。

私はここ数年、クラス買い(学級人数分、いろいろなものを揃えるという意味の私が作った言葉です)を何でもするのですが、2年半ほど前にボイスレコーダーを購入しました。時々使いますが生徒が自分の発音を意識してとてもいいです。そして4月からはICTの研究指定校に勤務して、タブレットを自由に使わせてもらえることになり、今はその活用を色々と工夫しているところです。
来週にはALTに本文を吹き込んでもらい、CD作成に取り掛かります。機械が好きなのでそういうことを考えることも、その作業も、全く苦になりません。むしろ楽しみです。北原メソッドとICTを絡めて、生徒の学力向上を楽しみながら進めていきたいと思います。

長崎県長与中学校(北研長崎代表) 島田さおり

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