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フォーラムレポート

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第100回e-pros主催フォーラム 充実して終わる (0727)

<阿部一先生、田口徹先生をお迎えして通算第100回 e-pros英語指導法研修会>

 全国的に梅雨は明けたとテレビは報じていました。昨日までの曇り空も今朝からは青みがかった夏空の様相を呈していました。

7月27日(日)午前10時から、NPO法人教育情報プロジェクト主催の「第100回e-prosフォーラム/夏期英語指導法特別研修会」が、東京・上野の岩倉高等学校東館3階の視聴覚室を会場に開催されました。夏休みに入って最初の一週間ということもあり、部活や対外試合などの行事が多く、参加者は三十名とこじんまりした研修会でしたが、内容は講師も聴講者も熱く燃えた一日でした。

講師は元獨協大学教授、現阿部一総合英語研究所を運営する阿部一先生と、千代田区立九段中等教育学校教諭の田口徹先生のお二方でした。

阿部一先生は獨協大学時代に、同大学の英語教育システムをまったく新しく作り変えた責任者で、それ以来”獨協の英語”は実用英語としてぐんとレベルをあげたと評判を呼びました。

今年6月、文科省の「英語教育の在り方に関する有識者会議では、グローバル化に対応した人材育成において、英語によるコミュニケーション能力育成の重要性と、各技能の適切な評価について話し合われたが、、応用言語学を専門とする阿部先生の講座はこれらのニーズに添った、しかも具体的な指導法を提示しながらの指導方法伝授でした。

田口徹先生は東京都の若手教師育成を目的にした師範道場の助言者の経験を持ち、若手教師育成には定評があります。田口先生の研修を”追っかけ”もいるほどの人気があり、昨日の研修会においても田口先生だから参加したという女性の先生もいました。

昨日は午後から一時でしたが、激しい雷雨となり視聴覚室の窓も揺れるほどの強い雨が吹き付けましたが、帰りにはすっかりあがっていました。しかし会場と駅の近さをみんな知っているものですから、誰ひとり動揺する人もいないで、整然と研修を続けられたことは、さすが遠くから参加した人も含めロケーションの良さを物語るものでした。

会場を提供してくださっている岩倉高校は、これまでは男子だけの高校でした。今年4月から女子も受け入れていることから、初めてe-prosフォーラムに参加した女性の教師が、「あら、岩倉高校に女子の生徒がいたのでびっくりした」と驚ろいたり、いつもとは違った雰囲気の中で行われた7月期研修会でした。(大釜茂璋)

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