フォーラム参加者の声

フォーラム参加者の声

2011年

2011年 12月期

1年に1回は田尻先生の講座を聴きたい
◆研修会に参加した人々の声 (3)
○1年に1回は田尻先生の講座を聴きたい
 西垣先生の講座を楽しみにしていましたので、器械がうまく機能しなかったときは、とても残念に思いました。

 田尻先生の講座は、1年に1回聴かないと元気が出ません。(田尻先生のお話にあるように教師として)日本のために頑張ります。(中高一貫校英語科教師)

○教師として、人間として
 今日はありがとうございました。まず、教師として、人間として、温かに、未来を担う子どもたちのことを思い、子どもたちに接していく必要があると改めて思いました。(小学校教師)

 教職とは信念をもって取り組む仕事であり、それだけに誇りをもって臨みたいと思います。その上で多くの人と意見、情報交換をしてより一層自らを磨いていきたいと思いました。(中学校教師)

○早く3学期の授業をやりたい
 自分にとっては新しい指導法が多く紹介されて、大変参考になりました。

 田尻先生のお話は、いつも通りに刺激的でした。早く3学期の授業をやりたくなりました。これからも、苦しみながらも授業構成を考えていこうと思います。有り難うございました。(中高一貫校英語科教師)

○授業への意欲が高まる研修会でした
 今回初めてこのフォーラムに参加させて頂きました。両先生のお話を伺って、授業への意欲が高まりました。自分が今までやって来たこととは全く違う方向を教えていただけたので、来年の授業の改革をしなければならないと、その必要性を強く感じました。また次回のフォーラムにも参加させて頂きたいと思いました。(中高一貫校教師)

○人生80年時代の教育
 「人生80年を見ての教育」という田尻先生のお話が印象的でした。先生のお話は、単に英語教育に関ることだけでなく、人権教育、人間教育に至るお話で、また私は心に火が点きました。もがきながら頑張っている一人の人間を見て貰えたなと思います。(中学校英語科教師)

○"better than yesterday"
 田尻先生のお話を聞いて、自分自身の教師としてのあり方を見つめ直すことができました。"better than yesterday" 今日をきっかけにして、明日からまた頑張ろうと思います。(中学校教師)

○西垣先生、元気を頂きました
 西垣先生の元気溢れる、パワフルなお話しを伺うことができて、私も元気を頂きました。だんだん英文を聞き取れる感覚が残り、この感覚を子どもたちにも体験させてやりたいと思いました。

○いろいろな音読方法を知った
 西垣先生の講座では、沢山の音読方法を知ることができました。田尻先生には、今までの自分を反省するとともに、これからはもっと物事を深く考え、先を見据えて行動する必要があるなと感じました。有り難うございました。(中学校英語科教師)

○もっと人間を磨かなければと
 教師としての自分を見つめなおす良いきっかけとなりました。(-prosフォーラムでは)本日も勉強をさせていただきました。西垣先生からは、最近、私自身の課題であったリーディング指導について、沢山の指導法を教えて頂き、来学期の授業から早速活用させて貰おうと思います。

 田尻先生には毎年、私たちのこころに火を灯して頂き、新年からの授業が待ち遠しくなります。まずは今日教えて頂いたことを自分の気持ちに落とし、実践し、修正して、私自身のものにしていけたらと思います。有難うございました。(中学校教師)

○自分を見つめなおすきっかけに
 (今日お二人の先生のお話を伺い)教師として自分を見つめ直す良いきっかけとなりました。特に田尻先生のお話を聞いて、(自分は)もっともっと「人間力」を磨いていかなければいけないと思いました。本当に有り難うございました。(中学校英語教師)

○現場に役立つ内容
 以前も田尻先史絵のご講演を聞いたことがあります。そのときも強く感じたことですが、先生のお話は現場において実際に役立つ内容で、とても参考になりました。有り難うございました。(中学校教師)

○教科を超えての指導
 田尻先生はご自分の失敗から学ばれ、子どもたちから学ばれて成長されていると仰います。感動的でした。とかくこのような研修会では、指導手順にフォーカスが当てられがちなものですが、田尻先生の講座は、教科を超えて、人生や教育理念(信条)などを教えてくださいます。(高等学校教師)

○自分を振り返る機会となった
 貴重なお話を聞く機会が得られ、本当に有意義な研修会でした。いつ聞いても新しい発見のある田尻先生のお話は、今回も自分を振り返る機会となりました。

 耕造分析や和訳はいけないもののように言われることが多いのですが、「聞きたい」「知りたい」と思わせることによって有効になると聞き、教師の考え方次第だと思いました。有り難うございました。(中学校教師)

○興味、関心のあるものを選ぶ授業
 教師の教え方一つをとっても、指導には様々な手法が存在し、生徒がいかに興味、関心のあるものを選び、授業を行っていくことがとても大事なのだと感じました。本当にこれからの自分に役立つ研修だったので、とても良い時間を過ごすことが出来たと思います。

 自分が教育現場に立ったときに、今日の研修で学んだことを生かしていけるよう、今後心がけたいと思います。(大学院生)
音読のバリエーションの例が増えた
◇e-pros12月期フォーラムテーマ
『変革時代の英語教育にどう対処するか』

◆講師と講座題
(1)西垣知佳子先生(千葉大学教育学部教授)
「リスニング重視の教科書本文の学習」

(2)田尻 悟郎先生(関西大学外国語学部教授)
「若き教師たちへのメッセージ ?これからの英語教育」

◆研修会に参加した人々の声(2)
○音読のバリエーションの例が増えた
 西垣先生の講座を聴いて音読のバリエーションが増えました。でも、どうしてその活動をするのか、必要なのか、その目的などでまだよく理解していないところがあります。もう一度そのあたりを勉強しなければならないと思いました。(中高一貫校英語科教師)

○人間として、教員として
 教員とは、人としてはという部分を改めて考えさせられました。教職とは信念をもって取り組む仕事であり、それだけに誇りをもって臨みたいと思います。その上で多くの人と意見、情報交換をしてより一層自らを磨いていきたいと思いました。(中学校教師)

○「本当の教育とは何か」
 普段学校に勤務している時は、「本当の教育とは何か」ということを自分自身に問い忘れて毎日の仕事をこなしてしまいがち。田尻先生の講座の前半部分は、厳しい中に温かみが感じられて私自身のために糧となりました。今日伺ったお話を胸に、1月からの教壇に立ちたいと思います。
(中高一貫校英語科教師)

○反省部分が多々ありました
 今日はお忙しい中、お二人の先生には貴重な時間を割いて頂き有難うございました。(講師という形ですが)今年初めて、学校現場で働き、毎日、戸惑いつつも感動があり、楽しく授業をしています。

 今日はお二人の先生のお話を聞きながら、「あ、これはいけないんだ」と改めて反省した部分がありました。それは教わる子どもが悪いわけではなく、教える側の教員が教師としての使命感や責任をしっかり考え、毎日を過ごすことが大事という戒めになりました。今日は本当に有難うございました。(中学校英語教師)

○資質をもっと上げていかなければ
 これまでlistening, readingの活動に自信がもてませんでした。今日の西垣先生の講座を聴いて、次回から試してみたいと思える活動が沢山ありました。

 田尻先生のお話からは、教員として、社会人としての資質をもっと上げていかなくてはと危機感を持ちました。これからも沢山のことを学び、吸収していきたいと思います。
(中学校英語科教師)

○アクティブな音読を展開したい
 音読指導について西垣先生から沢山の方法や手段を教えて頂きました。いろいろなことを組み合わせることで、アクティブな音読活動が展開できることを知りました。

 田尻先生には年末に"渇"を入れて頂きました。沢山の活動をマスターすることで、生徒の心と頭を動かす授業を目指したいと思います。(中高一貫校英語科教師)

○素晴らしいメッセージを受けた
 私はまだ大学生ですが、今からこんなに素晴らしいメッセージを受け、(想像していた以上の)大変勉強になりました。(教師の立場からは)どうしても教科指導のことばかりを考えがちなのです。しかし教科の活動は教師としてその一部に過ぎないということを知り、深く」刻み込んでおかなければならないと感じました。いろいろなことが有機的に結びついて、総体としての学校教育を考えていくようにしなければと思いました。(大学生)

○勉強させて頂きました
 (-prosフォーラムでは)本日も勉強をさせていただきました。西垣先生からは、最近、私自身の課題であったリーディング指導について、沢山の指導法を教えて頂き、来学期の授業から早速活用させて貰おうと思います。

 田尻先生には毎年、私たちのこころに火を灯して頂き、新年からの授業が待ち遠しくなります。まずは今日教えて頂いたことを自分の気持ちに落とし、実践し、修正して、私自身のものにしていけたらと思います。有難うございました。(中学校教師)

○反省とともにやる気が出た
 西垣先生の講義では、音読までのプロセスを実際に体験しながら学ぶことができました。またそれとともに、学習者の立場からも見ることが出来たので非常に参考になりました。早速今後私の授業でも取り入れていこうと思います。

 田尻先生の講義からは、単に英語教育に留まらず人間としての教員など、多くのことを学ぶことが出来ました。また何よりも、これまでの自分の反省になったことと共に、これからのやる気につながりました。本当に有難うございました。(中高一貫校教師)

○"教える"ことの根本に触れた
 私は来年春から高校の教員になります。社会経験もありますので、それを教育現場にどうやって持っていくのか悩んでいました。

 田尻先生は"教える"ということの根本を問うことを沢山披瀝してくださったので、これからの自分自身のあり方を考える貴重な機会となりました。有難うございました。(大学院生)
生徒と向き合っていけるよう頑張る
 e-prosの12月期フォーラムは、英語指導法研修会としてその年の掉尾を飾るものとして毎年注目されているものです。12月期フォーラムはe-prosが、毎年12月23日の天皇誕生日に開催している研修会で、今年も同日、東京・渋谷区の独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターの国際交流棟レセプションホールで行ないました。

 講師はNHKラジオでリスニングの基礎講座講師を務め、その後多くの機会を通して、小学校英語から一般社会人の英語学習まで圧倒的な人気の西垣知佳子先生(千葉大学教授)とお馴染み田尻悟郎先生(関西大学外国語学部教授)。特に田尻先生には、毎年この日の研修会でメインの講座をお願いし、先生も快くそれを引き受けてくださっていますので、いまやe-prosフォーラムの超人気講座となっています。

 この日の参加者は130名を突破する盛況で、広いレセプションホールに並べられた椅子と机は一杯になってしまいました。東京、千葉、埼玉と開催地元の英語教師を主体にした英語指導法の勉強会ですが、この日は遠く秋田や石川、京都、三重、静岡、新潟などからの参加も見受けられました。

 また折角の機会だからと、大学生や大学院生の参加も多く、特にe-prosでは、将来日本の英語教育を背負って立つ大学生や大学院生は無料で受講を受け入れていますから、今後ますます増える傾向にあります。それとともに参加する小学校の先生も毎回徐々に増えてきて、小学校に外国語活動が入り、中学校での時間数の増加、高校の英語を使った英語指導など、英語教育の新しい変革の時代にどう対処するか、先生方の悩みは深いものがあります。

 しかしe-prosフォーラムのような研修会は、各地で開催されていて、今こそ先輩のアイデアややり方を参考に、自らの指導法を編み出すときです。今回参加した方々も、西垣先生や田尻先生の指導法やアイデアを教室に持ち返ってそのまま真似することは難しいにしても、授業を活性化させるいろいろなアイデアを提供いただいたと大喜びでした。このまま早く学校へ出て授業をやってみたいと。(e-pros事務局  大釜)

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◇e-pros12月期フォーラムテーマ
『変革時代の英語教育にどう対処するか』
◆講師と講座題
(1)西垣知佳子先生(千葉大学教育学部教授)
「リスニング重視の教科書本文の学習」
(2)田尻 悟郎先生(関西大学外国語学部教授)
「若き教師たちへのメッセージ ?これからの英語教育」

◆研修会に参加した人々の声 (1)
○とても勉強になった
 西垣先生の講座では、音読と授業に取り入れられる実践例を数多くご紹介いただけ、とても勉強になりました。

 田尻先生の講座を聞いて、言葉の大切さを痛感いたしました。教員として学ぶことの多さに気づかせていただき、今晩から頑張ることの力をいただくことができました。
 有益な一日、本当に有難うございました。(中高一貫校英語教師)

○残された人生をどう使うか
 今後残された自分の人生の時間をどのように使うべきか、今日の講座を聴いて、非常に考えさせられました。そして(このような研修会は)英語の教化だけでなく、様々な新しい体験をしていきたいと感じました。
 ありがとうございました。(中学校、高等学校教師)

○3学期から早速使う
 西垣先生のreadingの方法、大変参考になりました。3学期から早速使わせて頂きたいと思います。田尻先生には毎年このe-prosフォーラムで、パワーをいただいております。今日いただいたことを生かしていこうと強く思いました。本当にありがとうございました。
(中学校教師)

○身が引き締まりました
 田尻先生の講演の出だしから身が引き締まりました。我われ教員が国を作っているとの表現にとても緊張感を持ちました。(その気になって)自分自身の人間力を高め、国づくりの基礎を築いていきたいと思います。

 今日学んだことをもう一度自分の糧とし、better than yesterday の精神で頑張っていきたいと思います。(中学校教師)

○生徒と向き合っていけるよう頑張る
 田尻先生のお話と、小技に関することがとても勉強になりました。常に生徒の様子を見て、生徒と向き合っていけるよう頑張ろうとの意欲を持つようになりました。有難うございました。(中学校教師)

○これからも授業改善に励む
 better than yesterday,トーク アンド トークや、(1)~(5)番読みの出来など、研修会に参加させていただくたびに、少しずつマイナーチェンジしているところです。この姿勢を行動として、いつも教えていただいています。今まで教材研究に時間を使いすぎていたと今回の講座で反省しました。

 一人ひとりの子どもの様子を見ながら、その場で出来ることをその都度考えながら授業改善に励んでいこうと思います。有難うございました。(中学校教師)

○毎年元気をいただいています
 毎年、この年末近くの研修会で田尻先生から元気をいただいています。それと同時に、教師として何が必要かを考えさせられます。英語の指導法は勿論なのですが、こうして教師として必要なことを熱く語ってくださり、それを聞くことが出来る自分がいること ?学びの場の大切さを実感しています。ぜひ来年もよろしくお願いします。今日は有難うございました。(中学校教師)

○週4時間授業のヒントに
 西垣先生の講座から、来年度は週4時間になる前に、リスニングを中心に教科書をどのように発展させていったらよいのか、ヒントをいただけました。ぜひ授業でチャレンジしてみたいと思います。

 田尻先生の講座からは、英語の指導前に一人の人間としての教育観を持つこと。また生徒から学ぶ姿勢を持たなければ、授業は何の意味もないこと、厳しい中にも温かいメッセージをいただきました。(中学校英語教師)

○パワーを貰いにきました
 今日のe-prosフォーラムには、パワーを貰いに来ました。
 ご前の部の西垣先生の明るさ、午後の部の田尻先生の熱さに、来年へ向けてのエネルギーをいただくことができました。

 教員生活10年目が終ろうとしていますが、これまで、自分なりには多くを吸収してきたつもりです。しかしここ1~2年、それを実践していくことが大切だと思っていました。

 今日田尻先生のお話を聞いて、これからは授業研究、事後研究にウエイトを置くようシフトチェンジをしていけたらと思いました。

 今日一日、本当にありがとろうございました。Merry X'mas & Happy New Year!
   (中学校英語教師)
言語活動の大切さ
◇研修会に参加した方々の声 (その5)
○言語活動の大切さ
お二人の先生の実践にもとづいたお話、言語活動の大切さを改めて感じることができました。教えたことを生かせる生徒たちにしていけるように、明日からの授業に精進して行きたいと思います。有難うございました。(中学校教師)

○あっと言う間に時間が過ぎた
 あっと言う間に時間が過ぎてしまったという感じです。長先生の講義から、約30年前に実践された授業だと思うと、本当に驚きです。良い授業というものは、いつ見ても良いものだと。

 授業は、時代で変わるものもあるでしょうが、変わらぬ良さという授業もあると思いました。

 阿野先生の講座からは、英語を授業で使う大切さ、そしてまだまだ解明されていないQuestionの答えを知りたいと、次がまた楽しみです。有難うございました。(中学校教師)

○いただいたアイディア活かして
 とてもに興味深いお話を有難うございました。授業中、うるさいからと注意だけをするのではなく、今日いただいたアイディアを活かして、生徒が進んで授業を受けられる時間を工夫していきたいと思います。

「学習能力差があるクラスの工夫 ? 実践的な1時間の授業の流れ」といった講座をお願いします。(中学校教師)

○教育実習で使いたかった
 9月に、教育実習でRecitationの活動を行ないました。
 今日の長先生のお話を伺って、もっと工夫ができたと改めて感じました。来年度からの教員生活に向けて参考になるとともに、大変刺激になりました。また受講させていただきたいと思います。(大学生)

○とてもわかり易い講座でした
 初めてこのフォーラムに参加しました。まだ学生のな身ので教育実習でしか現場に出たことがないのですが、それでもとてもわかり易い内容の講座でした。

 長先生の講演では、実際に先生の授業を体験できたことは、これからの教員生活において大きな財産になると思いました。

 阿野先生の講演では、文法というものを改めて捉えなおし、かつ英語教育の実際や、ご自身の体験談などがとても興味深く感じました。機会があればまた参加したいと思います。今日は有難うございました。(大学院生)
長先生は考え方がpractical & useful
◇研修会に参加した方々の声 (その4)
○長先生は考え方がpractical & useful
普段自分が考えていること、こうありたいと思っていることなぢど一致する内容が多く、(自分の指導法に)自信がつき大変参考になりました。

 長先生が私の両親と同じ位の年齢にも関らず考え方が非常にpractical & usefulで、今後授業で生かせることがたくさんありました。長先生にはメールを差し上げたいと思っています。

 阿野先生の講座では、言語活動は授業には欠かせないということが大変よくわかる内容でした。(中学・高校英語教師)

○あっと言う間の4時間でした
 充実した研修会、あっと言う間の4時間でした。明日からの授業がとても楽しみになりました。「(自分も)こんなことをやってみたい」と思うようなことばかりでした。

「英語で授業をやる」「活動をたくさん入れる」を理想に描きながらも、様々な仕事に追われて出来ない現実。英語教師として言い訳せずに、自分を高めるために、生徒の力を高めるために、英語で授業をして、自分が英語を使っている姿を生徒に見せる。実際に会話を交わす場面を提示しながら生徒に英語を使わせる。自分の授業にぜひ取り入れたいと思います。(千葉県柏市 中学校英語科教師)

○文法指導の大切さを実感
 特に阿野先生の講座を聴いて、文法指導の大切なことを実感しました。これからは、文法が使われる場面にも意識を向けた授業をしていきたいと思いました。(高等学校教師)

○経験を通した貴重な指導、アドバイス
 長先生のお人柄が溢れる講座でした。ご経験からの貴重なアドバイスを、これからの授業に活かしたいと思います。フラッシュカード、ビデオ撮影、生徒を活性化させる授業をつくりたいと思います。

 阿野先生の「文法指導のコツ」。これからの授業に求められていることであり、大変勉強させていただきました。生徒のために、本当に必要なことを考え、実行できる教員になりたいと思います。(中高一貫校英語教師)
  
○教えた英語に触れさせる工夫
 長先生の講義では、子ども達が習ったことを、出来るだけ多くの子どもに触れさせられるか、教師自身が工夫していくことの大切さを学びました。

 阿野先生の講座では、子どもたちに、自分が「言わせたいこと」ではなく、「子どもたちが言いたいこと」を言わせるという姿勢が伝わってきて、ほっとするものがありました。

 私自身の普段の授業を、明日から見直して行きたいと思います。(中学校教師)

○家庭学習を意欲的に行なわせる
 今、中学一年生の英語を教えています。それだけに言語活動について非常に参考になりました。特に、やで音読させて「5回読んだら1個の☆を書かせる」というのは、すぐに実践できます。家庭学習を意欲的に行なわせるのにはきわめて有効であると思いました。

 阿野先生の文法指導を聴講して、英語指導においては文法指導と言語活動の両方が大切であることを痛感しました。受動態の考え方も非常に参考になりました。(中高一貫校英語科教師)

○お二人の講座から改めて英語教育の基礎を学んだ
 長先生、阿野先生の講座に参加させて頂き、改めて英語教育の基礎というものを学べたと感じております。

 長先生は、教科書を音読できるようにすることが基礎であるという大切なことを学ぶことができました。阿野先生からは、文法指導のあり方や本来の指導すべき意味を学ばせて頂きました。

 常々疑問を感じていたことも、この研修会に参加してすっきりしました。また機会がありましたらぜひ参加させて頂きたいと思います。(中学校教師) 

○失敗談、方法論を具体的に教えて頂いた
 長先生がこれまで指導されてきた中で感じたことなど、失敗談や方法論などをいろいろと具体的に紹介し教えて頂き、本当に参考になりました。教員として毎回の授業にどれだけ工夫を凝らしていかなければならないかを強く感じました。有難うございました。

 阿野先生が今日お話し頂いたことで、やはりuseに関して自分は何も活動に取り組めていなかったことを強く感じました。今後は活動を取り入れて、成長を感じることができる授業を目指していきます。有難うございました。(中高一貫校英語科教師)
Flash Cardはこ高校の進学校は無理?
◇研修会に参加した方々の声 (その3)
○Flash Cardはこ高校の進学校は無理?
 中学校の英語教育の良い点を高校でも取り入れていこうと思い、このような研修会に沢山参加しています。しかし今日長先生が仰っていた「Flash Cardを使わない授業はダメ!」というところは、高校の進学校では難しいと思いました。今日Flash Card Makerというソフトを見ましたが、学校に買ってもらいたいと思います。

 阿野先生の紹介してくださった、「高校を卒業したての大学生へのアンケート」のデータがとても興味深かった。新学習指導要領による英語の授業がどのようなものになるのか、とてもタノシミです。(高校英語科教師)

○教師が一方的に教えるだけでは
 文法の指導において、ただ一方的に教師が教えるだけでは「使える英語」へとは繋がっていかないので、どう工夫して使っていくかが重要だということを知りました。

  またご指導くださった二人の先生の実体験や実践されている英語教授法を聞いて、とても勉強になりました。授業にもそれぞれ個性が働き、生徒と近い授業をすることが大切であることがよくわかりました。(大学生)

○活き活きとした生徒をつくる授業
 教師次第で生徒は大きく変わると思いました。
 長先生や阿野先生のように、活き活きとした生徒をつくることの出来る授業が大事だと思いました。私自身もそうありたい。本当に有難うございました。(大学生)

○生徒の立場からの良い授業を考える
 普段は考えることのないような視点から授業づくりを考えることが出来ました。現在大学生ですが、常に生徒の立場からの、一番良い授業を考えながら大学生活を送っていきたいと思います。(大学生)

○歴史に残る授業をやってこられた長先生
 初めて長先生の講演に参加できました。
 この先生が歴史の残る授業をやってこられたと心に残りました。現在あるいはこれからの英語指導で必要な指導法なのに、自分は今まで知らなかった。長マジックなどは、生徒も英語に興味を持つようになるだろうと確信が持てました。
長先生、生徒への強い愛情を感じました
 長先生のところ、阿野先生の研究室のPCには、この日フォーラムに参加した多くの方々から質問や確認のメールが沢山寄せられました。聴講した人の、このような行動は、その日の研修会で得たものを自分なりに消化し、自らの指導法として取り入れるための助走であり、それが今後の指導技術として活きてくるものです。これはフォーラムを聴講して、ただ聞きっ放しではない、まさに研修で得たものを活かす大きな手段です。

 それは研修会で指導した人にとってもまことに嬉しいことで、今後張り切って研究し、また実践するための力強い応援になります。一生懸命に研修会資料を作って配布し、良かれと考えて話してみても、何の反応も反響もなければがっかりです。

 ところでこの日のフォーラムに参加して阿野幸一先生の講座を聴講したかたが、次のようなレポート(最初の部分を一部抜粋)を書いて阿野先生宛送信したと教えてくださいました。

 「~先生は文法指導と言語活動の関連づけをという話をされていましたが私も全く同感で、これまで自分なりにそのように取り組んできたと思っていました。

 しかし、私のこれまでの授業のスタイルは、1時間の中でいかに教え込むかという授業だったように思います。つまり、文法指導と言語活動の関連づけはあっても、それがその1時間だけで終ってしまっていたのです。

 自分の文法指導も音読指導も、語彙の身につけ方も、生徒にどのように教えたら生徒は習得するだろうと考え、導入の仕方や活動のさせ方を考えては1時間で教え込んでいました。

 しかし、定期テストで彼らの結果を見ては肩を落とし、
 「あんなに教えたのに、できていない」
 「私の指導の仕方がよくなかったのではないか」
 「どう教えたら、生徒は習得できるのか」
とまた考え、導入の仕方、アウトプットのさせ方を学び続けては実践してきました。

 まさしく、今日の先生のご講義で最初におっしゃられていたような教師とは私のことです。(後略)」

 阿野先生の講座題は「文法指導と言語活動」。このレポートはこの後ずっと続き、これまでのパフォーマンステストで好成績をあげていたのは、その場限りの暗記だったのではなかったかと。ではこれからはどういう指導法をとっていくかということに触れています。Intakeはあったとしても、それを長期記憶としてとどめおいたり、自動化するための取り組みがなかったように思うと、これまでの指導をここで顧みています。

 そして太田洋先生が指摘しているように、一度の出会いではなく、2度目、3度目の出会いが生徒たちには必要だったと。そこでこの教師が今後取り入れようとしていることはインタラクションによる指導です。意図的に2度目、3度目の出会いを仕組み、本当のコミュニケーションの中で生徒に英語を使わせる機会を与えたいと、具体的に指導法を編み出しています。

 研修会を渡り歩いていると笑いながら話している人がいます。しかし研修会参加の数を誇っても、それだけでは血となり肉とはならないのです。研修したことを、どう活かして自分の指導法として確立するか。自分のやり方の中で学んだことを無理なく活用できるかが大事なことです。研修会での学びを自分なりに料理してみることが、その人を成長させる要因でもあります。(e-pros代表 大釜 茂璋 おおかま しげあき)

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◇研修会に参加した方々の声 (その2)
○長先生、生徒への強い愛情を感じました
 今日は本当に貴重な学びの時間を頂き有難うございます。長先生の教員としてのご姿勢、生徒への強い愛情を感じました。日ごろから幅広い視野、柔軟な姿勢、行動力の大切さを感じるとともに、長先生のご指導を田口先生、北原先生大竹先生などの第一線の先生たちが引き継いでいらっしゃることが分かりました。

 ぜひ私も長先生のご姿勢、授業の要素を学び取り、将来、生徒に還元し、社会に貢献していくことができる教員を志したいと思います。

 阿野先生の軽やかな口調に聞き入りました。何よりも先生が現場の教員として乗り越えられて来たこと、生徒と向き合う大切さを痛感しました。先生のゼミ生のおg発表は素晴らしく、さすがだなと強く感じました。本当に有難うございました。

 今後の研修会のテーマとして、「テスト作成法」を取上げていただきたいと思います。(大学院院生)

○この研修会の存在を知らずにいて残念
 今回初めてe-prosフォーラムに参加させて頂きました。このような研修会があることを今まで知らずにいたことを、とても残念に思いました。貴重な時間を過ごさせて頂きました。

 長先生のお名前は存じ上げていましたが、その授業についてはほとんど知らず、噂を耳にするだけでした。今回先生の講座を直接聴講し、「なるほど!」と、目からウロコの言葉通りでした。

 音読については授業中に行なっていますが、家に帰ってから全員の生徒が確実に読めるかと言われると・・・自信がないなと反省しました。

 また授業中のビデオの活用、生徒の頑張りを作品化するとともに、自分の成長を客観的に知るために取り入れていきたいと思います。

 阿野先生のお話では、「先生の生徒ならどう堪えますか?」という質問から、「教えてないことはできない」ということに気づかされました。Useを考えた指導を考えていきたいと思います。(中学校教師)
長先生の一言ひとことに重みがあった
 今回のe-pros研修会は12時半受付開始、午後1時から2時40分まで、長先生による「雪の日の授業を再び(1)」が行われました。

 雪の日の授業とは、定評ある長先生の授業発表には文字通り全国から参観する教師が集まったものですが、その日に限って雪が降ることが多く、それ以来長先生の公開授業は雪の日の授業として定着してしまったという経緯があります。

 東京都江東区立第三亀戸中学校で教鞭を取っていた1984年2月、その日の公開授業も東京では珍しいほどの大雪でしたが、それでも授業を参観しようという教師は最寄の駅から学校まで列をなして押しかけたと今でも語り草になっているほど。あの北原延晃先生の著書で「衝撃の授業」と紹介されていますが、この授業で長先生はパーマー賞を受賞された有名な授業でもあります。

 このときの授業がDVDに収録されこの度浜島書店から発売されました。そこで長先生の研究授業や公開授業を今一度再現してもらおうと、この講座タイトルを借用したということです。そして今回(1)を付しましたが、今後(2)、(3)と引き続きe-prosでの講座をお願いしますという意味を込めたものでした。

 当初長先生には体調のことも考えて60分の講座時間でお願いしましたが、熱が入り講座に没入すると、講義をする人も聴講する側も時間の経緯に気づかぬほどの文字通り熱中。気がつくと予定の時間を大きくオーバーして2時40分になっていました。

 開始時間を大きく遅らせた阿野先生でしたが、2時50分から予定時間を延長しての4時35分まで、ラジオ講座で流れてくるあの軽快な口調で、リズミカルな講座を展開してくださいました。

 今回阿野先生のテーマは「文法指導と言語指導」。昨年11月、e-prosの研修会で時間不足になり、説明が出来なかったことを含めて文法指導の重要分野とその意味づけをしっかりしておきたいということになったものです。文法については新しく改訂された学習指導要領で、中学校、高校ともに「文法については、コミュニケーションを支えるものであることを踏まえ、言語活動と効果的に関連づけて指導すること」となっていて、「コミュニケーションを支える」というところに特に力が入っています。

 阿野先生の講座のレジメ(講座資料)はすでに『e-pros通信』で発表し、関心のある方あるいは興味のある方は研修会に参加して頂きたかったと思います。いろいろな例をあげながら一つひとつ説明を加えてくださる阿野先生は、今回も所定時間内にレジメで発表した最後まで届かず積み残し。また次回の研修会ではその分野も含めてご指導を頂きたいと、e-prosからは改めてお願いをしました。

◇研修会に参加した方々の声 (その1)
○長先生の一言ひとことに重みがあった
 長先生の講座では、その一言ひとことに重みがあり、ノートのメモは6ページにも及ぶものとなってしまいました。次回はぜひたっぷり時間をとって頂いて、長先生からより多くのことを吸収したいと思います。

 阿野先生はいつもの通りテンポの良い講座でした。こちらの講座もノートが7ページわたるものになってしまいました。阿野先生の講座も「積み残し」が出たことから後日、ぜひ新たな講座をセットしていただきたいと思いました。

 午後から二つの講座とはいえ今日の研修会も濃い内容のものでした。ぜひ同僚にも参加して欲しいと思いましたがそれができず、明日にでも今日の研修内容を教えてやりたいと思います。(中高一貫校教員)

○生徒が生徒らしく活動をしている
 少し前に長先生のDVDを購入して拝見しました。生徒があんなに生徒らしく活動するのには、(長先生の)指導法にどんな秘密があるのだろう、長先生とはどのようなせんせいなのだろう、ということが知りたくて今日のフォーラムに参加しました。

(参加して)先生の教育に対する熱い思いを感じとることができました。まだまだ学ばせて頂きたいことがあることを知りました。今日は参加して本当に良かったという気持ちでいっぱいです。

 阿野先生は「英語教育」(大修館書店)連載の文章から感じ取られるような、明るく魅力的な先生でした。有難うございました。(中学校英語教師)

○メリハリのある授業
 お元気な長先生の姿を拝見し、また指導をして頂いた内容もメリハリのある、楽しく、きわめて有益な内容でためになり、今日は参加してよかったと思いました。どうぞこれからもお元気で、ご指導を続けて頂きたいと思います。

 阿野先生からは、文教大学の学生たちによるアンケートの内容やその分析、スピーチコンテストのお話、どれ一つ取っても心にずしんと響いてきて、本当に、生徒に英語を使えるようになって欲しいと思いました。(高等学校教師)

○重かった「それは先生の責任」
 この研修会には初めて参加しましたが、来て良かったと本当の思いました。

 私は教師になって一年目で、今回の講座を受けながら、考えることが本当に沢山ありました。明日授業でやってみよう、あの子はこうしたらもっと良くなるんじゃないか、また自分のこういうところがいけないんじゃないか、と一つ一つ振り返ってみました。特に長先生の指導の中で、授業を聞かない生徒がいる⇒「それは教師の責任」という言葉には胸に迫る重みがありました。

 お二人の先生のお話から、先生の授業が素晴らしすぎて、自分も本当にあんなふうになれるのか、勉強になることが多かった反面、それと同程度の感覚で途方に暮れているのが正直なところです。少しでも近づけるようにまた明日から頑張ります。本当に有難うございました。(中学校英語教師)

2011年 9月期

「聞いたことがある」というsmall stepを踏むことの大切さ
小泉清裕先生(昭和女子大附属昭和小学校長)をお迎えして開催した
「英語の小中連携を具体的に考える
 ― 小学校の英語指導と中学校での受け入れ策」
協力・協賛:エデュケーショナル ネットワーク/イー・スタッフ/日本教育大学院大学/教育新聞社/森上教育研究所
 
 9月23日(秋分の日)、日本教育大学院大学を会場に開催したe-prosフォーラムは、NHK Eテレ"小学生のための英語番組「プレキソ英語」"の監修者としてお馴染みの、昭和女子大学附属昭和小学校の小泉清裕校長先生を講師にお招きして開催されました。

 この研修会では、今年4月から始まった小学校の英語活動に勤しむ現場教師や教育委員会の指導主事など、直接対応する先生方を対象にした内容で、きわめて実践的でかつアクティビティーも豊富に紹介され好評を博しました。

 その後ご指導をいただいた小泉先生からも、「参加した方々が、小学校の英語活動に、そして中学校との連携に目を向けてくださることを期待しています。小学校英語活動は新しい教育ですから、(指導する側も)新しい感覚で、新しい方法を考え出していく必要があると思っています」とメールを頂戴いたしました。

 「参加者の声」は既に「e-pros通信」などでお知らせしましたが、その後も参加した方々から受講した感想が寄せられていますので、その主なものをご紹介します。

(1)「聞いたことがある」というsmall stepを踏むことの大切さ

先日は小泉先生のご講義に参加させていただき有難うございました。
小泉先生のこれまでに至るご経緯から始まり、言葉を学ぶということ、英語の日本における歴史に至るまで、大変興味深く拝聴させていただきました。

非常に視野が広くそして深く、新たな発見が沢山ありました。

目指すべき小学校英語活動のお話で、肉じゃが理論や知らない言葉を使える言葉にするために、「聞いたことがある」というsmall stepを踏ませることが大切だと感じました。

また実際のワークショップ形式では、生徒に興味を持たせながら英語に触れさせていく様々な手法を拝見させていただき、非常に興味深かったです。

小学校では文法シラバスを捨て、topic baseで教えていくこと
小学校英語の指導力を10年かけて育てていく視点が大事だと思いました。小中連携が叫ばれているなか、まず中学校の教員としてやるべきことは、小学校英語活動の実態を知ることからだと感じています。
その上で今回小泉先生にご講義いただいた内容を、地元の小学校英語での活動のフィルターにかけて、足りないもの、取り入れていきたいことなどを共有できていけばいいのではと感じています。

大変勉強をさせていただきました。有難うございました。(埼玉県 中学校英語教師)

(2)小泉先生に英語を教わる小学生の気持ちになって

小学校の外国語活動については、いろいろな場所でいろいろな方が、いろいろな主張をされています。やはり一番スッキリしないのは、文部科学省の目標が曖昧に感じるところに原因があると思います。

しかし今日の小泉先生のお話を伺って、なぜ小学校で外国語活動なのか、何を目指せばいいのかなどというお話がストンと心に入ってきました。

その話も、知的好奇心をくすぐるようなお話が随所にあって、まさに小泉先生に英語を教わる小学生は、このような気持ちで授業を受けているのだろうなと思いました。

小泉先生の苦い経験や失敗をオープンにされて、その結果もがき苦しみながら積上げてきた信念や単元の組み立て方、具体的な活動、資料などを惜しげもなくどんどん私たち聴講者とシェアしてくださり、講座予定終了時刻を過ぎても、質問には誠心誠意答えてくださる姿に感銘を受けました。

今回学ばせていただいたことを、自分の実践に結び付けたいと思います。

一つ運営上の要望を申し上げると、今回の私のように、次に用事があったり遠方から来て、帰りの電車の時間が気になる聴講者もいると思います。そんなとき、講師の先生がいらっしゃる中を抜けるのは大変心苦しいので、今回のように講師の方が時間を過ぎても質問を快く受けていただける場合でも、終了予定時刻で一度終わりにしていただいて、なお質問したい方、それを利きたい方は残る、というふうにしていただけると有難いと思いました。

e-pros研修に来られる講師の方々は、いつも著名な方や、そうでなくても内容が大変興味深い方という印象があります。今後の講座にも期待しておりますので、どうぞよろしくお願いします。(千葉県中学校英語教師)

e-pros事務局より⇒ 大変申し訳ありませんでした。ご指摘有難うございます。熱気を帯びてくると時の経緯も忘れて、つい夢中になってしまうようです。今後は冷静に、ご指摘いただいたことにも十分留意しながら気をつけて進行いたします。

(3)このような研修にはぜひまた参加したい

先日は小泉先生をお迎えしての研修会に出席させていただき、沢山のことを学ぶことができて本当に感謝しております。役に立つ研修を有難うございました。

中学校講師から9月に小学校講師に転向したばかりで、どういう風に授業を進めたらよいのか手探りの状態なので、方向性を示しアイディアを見せていただき、大変充実した時間でした。

小学生は純粋な興味やゲームなどの活動が楽しければ、びっくりするほどすぐに良く覚え、しかも聞いた通りの発音を口にします。それを促すための面白い活動を毎回考え出さなければと、いつも思っています。

またこのような研修がありましたら、ぜひ参加させていただきたいと思います。有難うございました。(東京都私立初等学校英語科教師)
英語指導と中学校での受け入れ策
NHKテレビ「プレキソ英語」監修者   
小泉清裕先生(昭和女子大附属昭和小学校長)をお迎えして開催
「英語の小中連携を具体的に考える
― 小学校の英語指導と中学校での受け入れ策」
協力・協賛:エデュケーショナル ネットワーク/イー・スタッフ/日本教育大学院大学/
      教育新聞社/森上教育研究所
日 時:9月23日(秋分の日)午前10時30分~午後4時00分
会 場:日本教育大学院大学 3階特別講義室(東京都千代田区二番町8-2)
講 師:小泉清裕(こいずみ きよひろ)先生
     昭和女子大学昭和小学校校長、NHKEテレ「プレキソ英語」監修者。
     専門は英語教育。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、大学院と
     あらゆる教育現場での英語指導の経験を持つ。
                                    
◆研修内容
午前の部
1.はじめに・・・私が歩んできた道
2.言葉を学ぶということ・・・サルはヒトの言葉を学べるか
3.言葉を学ぶ順序・・・コップに水を溜めることから
4.日本と英語のつながり・・・「英語」ってなぜ「英語」
5.小学校外国語活動の歴史・・・小学校での外国語活動はいつから
6.小学校の英語活動の目的と目標・・・学習指導要領に書かれている目標
7.「コミュニケーション」って何だろう
8.めざすべき小学校教育・・・「肉じゃが」理論
9.「学習言語体験」と「生活言語体験」・・・小学校1年生の国語と中学校1年生の英語
10.小学校英語活動でめざすべきこと・・・「知らない言葉」を「つかえる言葉」にするために
11.児童のめざすべきこと・・・受信型コミュニケーション力
12.教師がめざすべきこと・・・発信型コミュニケーション力
13. 話せない英語を話せるようにする方法・・・書けない英語は話せない
14. 中学校の先生のサポートが重要・・・中学校の匂いを消してから足を踏み入れる
15. 中学校英語教育の裾を広げる・・・受け入れる体制をつくる
午後の部
1.英語を書いてみる・・・kangarooを英語で説明
2.書いたものをどのように読むか・・・話し方の前に読み方
3.トピックシラバスを中心にした活動紹介
 ・「色」をテーマにした活動
 ・「数字」をテーマにした活動
 ・「動物」をテーマにした活動
4.「自国」をテーマにした活動をつくる
 ・目標は何か・・・ふたつの目標
 ・どのようなactivityが有効か
 ・どのような英語を聞かせるか
 ・児童に求めるものは何か
5.意見交換とまとめ

小学校英語活動で児童と教師がめざすべきもの ―― 小泉先生の指導から
1.子どもたちがめざすこと
 ・「聞く力」を伸ばすために「聞こうとする気持」を高めること
 ・英語を話されていてもめげないで聞いていようとする気持ちを高めること
 ・相手が何を伝えようとしているか漠然とわかる類推力を増すこと
 ・聞いていて「わかった」と思える体験をたくさんすること
 ・英語は意味を伝える道具のひとつだと感じること
 ・伝えられた意味がわかったらそれに反応したいと思うこと
 ・何とか英語1語でも反応してみようという気持をもつこと
 ・母語習得の1歳半から2歳レベルをめざすこと
 ・受信型コミュニケーション力を向上させること

2.先生がめざすこと
 ・英語をつかってみようと思う気持ちとその体験を増すこと
 ・子どものコミュニケーションの相手は「先生」だと確信すること
 ・発信型コミュニケーション力を向上させること
 ・中学校1年生で学習する英語表現を再確認すること
 ・中学校1年生の英語の教科書に登場する表現で、伝えたいことを15分間話させること
 ・先生ができることを優先にしないこと・・・一輪車かダンベル運動か
 ・一人よりは二人、二人よりは三人、三人よりは四人と輪を広げること
 ・若葉マークは1年でサヨナラと信じること
 ・先生自身が英語活動を楽しむこと
 ・教師はや親がすぐに成果を見たがらないこと・・・10年後の教育効果を考える
 ・すべての教科学習とどのようにつながるかを考えること
 ・高い理想を求めて教師がチャレンジすること
 ・小学校教育を少しでも豊にする英語活動をめざすこと

3.中学校の英語の先生へお願い
 ・小学校英語活動への興味と実践体験・・・失敗体験を味わう
 ・小学校教育の特殊性を理解する
 ・自分ができることを持ち込まない
 ・新しい英語教育への第一歩であることを感じる
 ・小学校の担任の先生へのバックアップ

◆フォーラムに参加者の声
◎小学校で英語活動⇒「良かったこと」(○)、「困っていること」(△)、その他(*)

 ○音声面では結構身についている(英語で問うとちゃんと反応する)
 △中学校入学時に、既に苦手意識、英語への拒否反応を持っている子がいる
                                (中学校教師)
 △中学入学時に「英語が苦手」となっている生徒が存在するようになってきた。小学校で「わからない」とあきらめた生徒が、「わからない」ことに慣れてしまい、もう一度英語のほうに向かせるのに時間がかかる。(中高一貫校教師)
 ○生徒が、知っている語句が増え、中学校での導入がスムーズになること。
 ○英語が身近なものとして学んでいけること(挨拶、時刻、色、曜日など)
 △4月の時点で、"英語嫌い"になってしまっている生徒が存在していたこと。
 △クラスの半数以上が"苦手"と感じていたこともあり、どうスタートするか戸惑ってしまったこと。                     (中学校教師)
 △中学校入学時に"英語嫌い"の子が増えて困っている。    (中学校教師)
 *東京近郊のY市では、5・6年生を対象に週1時間英語活動を始めて5年になる。当初は65%しか「好き」と言っていなかったものが、ようやく80~85%を超えるようになった。
 市内23校中、平成23年度に1校が特例校として1~4年でも週1時間を始めた。来年度は5校に増やし、再来年度は市内全校に広げる計画。1校であれば何とか有効に実施されているが、これが多くなるとうまく進むか不安。また中学校の授業が変わらなければ元の木阿弥になると懸念され、中学校の授業改善が必要かつ急がれると考えている。                       (教育委員会)
 *カリキュラムは決められているが、指導プランを自分で立てなければならず、小学生に受けるアクティビティーを考え出すのに苦労している。うまくいく時、あまり受けない時とがあり、試行錯誤を続けている。         (小学校教師)
 ○小学校での指導員から昨年中学校の英語講師になって気付いたことだが、生徒たちのALTに対する恐怖心のないことに驚いている。
 △書くことへのハードルが高くなったように感じる。       (中学校教師)

今日の講座を受講しての感想
・これまで受講した数々の講座で、確実に3本の指に入る研修会だった。「へぇー」「ほー」「あー!」の連続だった。知的好奇心が大いに刺激され、まさに小泉先生が追及、実践している授業そのものだった。有難うごじあました。(中学校教師)

・今日の受講で、小学校英語の目標とすべきもの、それを中学校英語でどのように受け止めて育てていけばよいのかが、より明確に見えてきたように思う。また今日小泉先生の活動は、中学の英語指導でも十分に活用できるものばかりで、大変参考になった。ありがとうございます。             (中高一貫校教師)

・小泉先生のテンポのよいユニークなお話で、あっという間の時間だった。英語についての興味深いお話ではまだまだ自分は知らないことが多く、もっと学んでみたいと思った。
・また様々なアイディアに富んだ教材を見せていただき、先生の仰ったように"色々なものとリンクさせる"よう、教材研究を身近なところから始めていきたいと思った。小学校英語活動の研修会に参加し、子ども達によりよい英語活動を提供できるよう努力していきたいと思う。有難うございました。      (中学校教師)

・有難うございました。小学校英語派どのようなものか。どのようにあるべきかのイメージを掴むことができた。今日は参加して本当に良かった。  (大学教師)

・英語指導の小中連携の意味から、今、小学校英語活動に中学校英語教師として協力している。今日は沢山のヒントを頂き、今後改善すべきポイントも見えてきた。小泉先生のお話をもっともっと伺いたかった。時間があっと言う間に過ぎてしまった。                           (中学校教師)

・いろいろな活動について、それぞれどんな工夫が必要かということを教えて頂いた。また今後小学校英語活動を進める中での大切な点もわかり、大変勉強になった。小泉先生のお話がとても楽しかったことでも、今日は参加させて頂きよかった。有難うございました。                  (教育委員会)

・次から次へと、深いコンテンツのアクティビティーが提供され、大変興味深くまた有難かった。自分自身の学びがあった。英語としての目標とコンテンツとしての目標の2本立て、すぐに取り入れていきたい。キャッチボールの話、肉じゃが理論、大いに参考になった。今日の研修を参考に、これからも自分自身で研修を深めていきたいと改めて感じた。       (教育委員会・教育センター)

・大変実践的でとても面白く、今後役に立つお話を沢山伺うことができて、本当に参加して良かったと感激している。有難うございました。もっともっと小泉先生のお話を伺いたかった。                  (小学校教師)

・小学校の英語活動の意義が再確認できた。中学校の入り口に行なうべきことのヒントを沢山頂いた。またこの後も、小泉先生を講師にお招きした時の講座を受講したい。                         (中学校教師)
英語教師ならば誰もが悩む

2011年 8月期

8月期第1回フォーラム = 授業を生かし際立たせるコツ・方法を考える
協賛:エデュケーショナル ネットワーク/イー・スタッフ/日本教育大学院大学/教育新聞社/森上教育研究所

◇講師と講座名
(1)細 喜郎先生(千葉県立浦安南高校)
        「学習意欲を高める教材、低下させる教材とその指導法」
(2)太田 洋先生(駒沢女子大学)
        「授業改善法-ちょっとした工夫改善が授業を光らせる」
                   ☆
○英語教師ならば誰もが悩む
 (細先生)やんちゃな生徒との関りの中で、沢山のことを学ばれ、努力されてきたことがとても伝わりました。
 (太田先生)日々の授業の中で、英語教師ならば誰もが悩む、でもあまり考えたことがなかったかも・・というbasicな部分についてdiscussionすることが出来ました。色々なアイディアを共有できて少しスッキリしたのと、例文の扱い方や実際の使用場面を意識した授業展開を考えていこうと思いました。(中学校英語教師)

○二学期の授業に役立てていく
 (細先生)ワードキャッチャーゲームがとても面白く参考になりました。ぜひ活用してみたいと思います。
 (太田先生)ノート作り、ドリルのやり方、やらせ方が参考になりました。有難うございます。二学期の授業で役立てていきます。(中学校英語教師)

○子どものやる気や安心感
 (細先生)アクテビティの紹介やペアトークの時間があって、「なるほど」「私もやってみよう」と思うことがありました。子どものやる気や安心感を持たせるために大切なことを改めて考えました。
 (太田先生) 自分の今までの活動の意味を改めて考えることができました。よく反省して少し授業を変えてみたいと思いました。(中学校英語教師)

○工夫と熱意でやる気ある生徒を増やす
 (細先生)お話頂いた学校の様子はお察しいたします。工夫と熱意で授業に参加する生徒を増やしていけるんだということを教えて頂き有難かった。
 (太田先生)教師の意識の変化が授業に工夫をもたらすということを、ぜひ二学期からの授業に活かしていきたいと思います。有難うございました。(中学校英語教師)

○「何故?」「工夫は」・・・
 (細先生)先生の学校の状況を知っているだけに、先生の奮闘ぶり、工夫されたいろいろな指導が伝わってくるものがありました。
 (太田先生)太田先生の講座を受ける度、毎回「なぜ?」「それに対する工夫は」・・・etcのトイがなされ、その都度頭を悩ませます。日ごろの忙しさに振り回されて、考えてなかったなあ、もっとこのようにできるなあと考えることができる貴重な時間となりました。(中学校英語教師)

○沢山の気づきに感謝
 (細先生)理由は様々ですが、学習意欲の低い生徒へのapproachは、とても参考になりました。
 (太田先生)沢山の気づきに感謝します。こうするのが英語の授業だと、当たり前のように(なんら無批判に)していた活動を見直す良いチャンスになりました。ドリルについてもとても考えさせられました。(高等学校英語教師)

○現実的で参考になった
 (細先生)私も千葉で勤務していますので、細先生の大変差は想像できます。自ら工夫し、前向きに取組んでいる情熱を感じました。
 (太田先生)太田先生のライブに参加できてとても感激しております。書籍からだけではつたわらな先生のお人柄と教育に対する情熱を感じとることができました。先生の、活動への一工夫は、現実的でとても参考になりました。目的とも併せて自分の実践を振り返ってみようと思いました。(中学校英語教師)

○生徒の興味を惹く指導
 (細先生)自分も13年前の平成10年、細先生の勤務校に務めていましたので、先生の苦労はよくわかります。今日の発表からは、生徒の興味を惹く工夫がなされていたと思います。
 (太田先生)普段考えずに当たり前にやっていることを、ディを通して考えることができて、とても良かったと思います。今日は有難うございます。(中学校英語教師)

○とても刺激になりました
 (細先生)同年代の教師がじつに頑張っている姿に刺激を受けました。
 (太田先生)非常に内容の濃い講座でした。太田先生の話し方や場の盛り上げ方などがとても勉強になりました。また冬休みなどのフォーラムで、太田先生の講座を希望いたします。(中学校英語科教師)

○仕掛けと工夫が大事
 授業で扱う例文一つにも、学習する意味を理解させ、学習したいと思わせるような仕掛け・工夫が必要なのですよね。(私の場合も)学習意欲に欠ける生徒と毎日向き合わなければいけませんが、今日の研修を参考に頑張っていきたいと思います。(高等学校英語科教師)

○自らのノートを見返してきたい
 (細先生)いわゆる底辺校と呼ばれるようなケースの指導法を聴くことができたので、自分のモチベーションが上がりました。
 (太田先生)自分のこれまでの授業を振り返るよい機会となりました。もう一度自分のノートを開いて見返してみたいと思います。(高等学校英語科教師)
生徒のmotivationを与える仕掛け
8月期第2回フォーラム = 二学期からの授業
― 授業を生かし際立たせるコツ・方法を考える
協賛:エデュケーショナル ネットワーク/イー・スタッフ/日本教育大学院大学/教育新聞社/森上教育研究所

◇講師と講座名
(1)赤塚 裕哉先生(都立大島高校定時制課程)
  「英語学習に関心を持ち興味を持つ- 生徒をその気にさせた指導法」
(2)北原 延晃先生(東京都港区立赤坂中学校・都中英研研究部長)
  「北原メソッド- 赤坂中三年間の成果」
                    ☆
○あたたかい雰囲気が良かった
 (赤塚先生)講座の最初からとてもあたたかい雰囲気で始まりました。「指示をしっかり分かり易くする」「終ったらどうする」まで、きちんと整理されているからだということがわかりました。実際に羽田で使えるoutputまで持っていけるところが素晴らしい。飛行機のジェスチャーをするのも、英語の指示に従うことも、世界地図上で旅する気持ちになることと、その効果を感じました。
 (北原先生)「北原メソッド」-先生のご本では拝見していましたが、実際の授業における生徒の映像を見て驚き、自分の指導では生徒を伸ばしていないことを強く感じました。北原先生はご自分の指導法を「いいかげん」と仰りながら、いろいろな仕掛け、フラッシュカードの使い方一つにしても、その密度の濃さに目を奪われつつ、マンネリ化している自分に喝を入れたい気分です。最後に生徒のテストを実際に見せて頂いたことも、とても参考になりました。(中高一貫校英語教師)

○大変参考になりました
 (北原先生)授業の進め方、学習への動機づけの仕方など、もう少し解説して頂けたらもっと良かった。とても参考になりました。(高等学校教師)

○真似したい
 (赤塚先生)自分はoral introductionのやり方がイマイチ分かってなかったのですが、先生の指導法を聴いて、ぜひ真似してみようと思いました。
 (北原先生)とにかく公立中学校の生徒が、指導の仕方によってここまで話せるようになる!という驚きは大きかった。生徒の行動を原稿やムービーなどで取っておく、その蓄積は素晴らしいと思いました。(中学校英語科教師)

○観光案内の制作には感服
 (赤塚先生)outputの方法として、大島の観光案内をお作りになったことには感動しました。質問やクイズから内容を導入していく方法は参考になりました。
 (北原先生)中学生の持つ可能性、その無限さに驚かされました。私にもまだまだ工夫の仕方があると思いました。DVDからは子ども達の成長する過程がよくわかり、とても参考になりました。子ども達が自分から学ぶことが大切だということを改めて思いました。(教師は学ぼうとする子ども達の背中をそっと押し、サポートすることです)今日は有難うございました。(中学校英語教師)

○緻密な計画のもとに 両先生ともじつに緻密な計画を組み立てていらっしゃることに感心しました。どこまで生徒をcontrolしてどこを生徒に任せるか、自分の授業を再点検しなければと思いました。(高等学校英語科教師)、

○ここからまた勉強しよう
 (赤塚先生)いろいろな発送があってとても楽しく聴講できました。参考になりました。 (北原先生)(140分の講座でしたが)今回の倍の時間が欲しいと思いました。今後の指導について考え、見直す切っ掛けを頂きましたので、ここからまた勉強しようと思いました。有難うございました。(中学校英語教師)

○生徒の変容に驚き
 (赤塚先生)PCを使いこなされて、炊きつけられる画面に楽しい授業の様子が目に浮かびました。ぜひ参考にさせて頂きたいと思いました。
 (北原先生)まさに目からウロコが落ちるとはこのことと、生徒の変容に驚きました。Goalに行き着くまでのプロセスをぜひ参考にさせて頂き、そのような生徒達を育てていけるようにしたいと感じました。有難うございました。(中学校英語教師)

○北原先生の魔法にかけられて
 (赤塚先生)生徒にたいする指示がはっきりしていて、活動内容もやり易いと思いました。講座は資格に訴えるものがあったので、大変わかり易いものでした。(北原先生)新出語導入の仕方は、私の方法とは違っていましたが、とても勉強になりました。もっと知りたい気持ちです。北原先生の魔法にかけられて、これから集中して取組んでいきたいと思います。(中学校英語教師)

○生徒のmotivationを与える仕掛け
 (赤塚先生)インタラクションを通して生徒にmotivationを与える様々な仕掛けを知ることができました。人と人とのコミュニケーションを大事にする!(相手の目を見る、話す、聞く態度)は、言葉を使う(扱う)私たちの根底になければならないものだと感じました。もっと聞きたいと思いました。
 (北原先生)目から鱗が落ちたと感じました。3年間の子ども達の成長を見て、生徒が英語を本当に楽しく学んでいたんだなということが手に取るようにわかりました。考え込むところはしっかり、徹底的に。そしてある程度自主性を育て、もっと知りたいという仕掛けを作ることが大切だと感じました。データをしっかりとって、到達visionを持って、生徒に足りないところを分析して手助けすること、そしてoutputさせて使える喜びを与えることがだいじであることを学びました。(中学校英語教師)

○目標を持たせることの大切さ
 (赤塚先生)英語を発信するための目標を持たせることが大切であることを特に感じました。
 (北原先生)生徒たちの、特に発音の良さに驚きました。これは量をこなすだけでなく、生徒たちのやる気を引き出している証拠だと感じました(中高一貫校英語教師)

○事実としての実績に圧倒されました
 (北原先生)(DVDから)これ以上望めないのではと思うほどの事実としての実績に圧倒されました。それが「達人の妙技」ではなく、誰にでも実践可能であるというところに、何よりも心を打たれました。素晴らしい先生を招いてくださり有難うございました。(専門学校英語科教師)

○You tubeを活用するとは
 (赤塚先生)成果の発表にYou tubeを使っていることには驚きました。生徒の視点に立っているところが印象的でした。
(北原先生)中1入学時から5ヶ月で、あんなにも発音が工場するなんて、まったく驚きでした。発音と音読が如何に大切であるかを知りました。(高等学校英語科教師)

○環境は学びに関係ない
 (赤塚先生)コミュニケーションを能動的に取らせるた
めの工夫(アイコンタクト・相づちなど)にはいろいろあり、まだまだ自分に出来ることがあるのだと感じました。学習に環境は関係がないのだと思いました。
 (北原先生)今日はDVDを通じgoalまでを見せてもらいましたが、元々英語が不得意な子どもが、あそこまで出来るようになるとは(しかも活き活きと楽しそうに)本当に信じられませんでした。北原メソッド、ぜひ学んで自分のこれからの基盤にしていきたいと思います。(中学校英語教師)

○(赤塚先生)生徒の伸びていく姿が印象的 (赤塚先生)様々な趣向を加えながら、いろいろ工夫された指導は、とても参考になりました。
(北原先生)音読からstory、tellingやskitなどと、生徒が大きく発展していく姿がとても印象的でした。有難うございました。(中学校英語教師)

○授業構築上のアイデア
 (赤塚先生)Readingの指導の場合、生徒が自ら読みたくなるようなシチェエーションを作ってあげるというのは、大変参考になりました。
 (北原先生)授業終了前1分間に、「それでは宿題をやってもいいよ」と授業内に宿題をやらせることは、家庭学習の意欲に繋がるというお話は、なるほどと思いました。早速実践してみます。北原先生の著書『英語授業の「幹」~』は既に購入してありますが、本気で実行してみようと思いました(中学校英語教師)
生徒の伸びていく姿が印象的
8月期第2回フォーラム = 二学期からの授業
― 授業を生かし際立たせるコツ・方法を考える
協賛:エデュケーショナル ネットワーク/イー・スタッフ/日本教育大学院大学/教育新聞社/森上教育研究所

◇講師と講座名
(1)赤塚 裕哉先生(都立大島高校定時制課程)
  「英語学習に関心を持ち興味を持つ- 生徒をその気にさせた指導法」
(2)北原 延晃先生(東京都港区立赤坂中学校・都中英研研究部長)
  「北原メソッド- 赤坂中三年間の成果」
                    ☆
◇自分でも出来ることがある
(赤塚先生)コミュニケーションを能動的にとらせるための工夫(アイコンタクト、相づちetc)にはいろいろあり、まだまだ自分に出来ることがあるのだと感じました。(とかく環境のせいにしがちですが)環境は関係ないのだと思いました。
(北原先生)今日はGoalを見せて(説明して)もらいましたが、元々英語が不得意な子どもが、あそこまで出来るようになるとは・・(しかも生き生きと楽しそうに!)。
本当に信じられません。北原メソッド、私もぜひ学んで、自分のこれからの基盤にしていきたいと思います。(中学校英語科教師)

○生徒の伸びていく姿が印象的
(赤塚先生)(あらゆるところに)様々な工夫がされていたので、とても参考になりました。
(北原先生)音読からstory tellingやskitなどと、生徒が大きく発展して姿が印象的でした。ありがとうございました。(中学校英語科教師)

○(生徒が)自分から読みたくなるシチュエーション
Readingだったら、自分から読みたくなるシチュエーションを作ってあげるというのは、大変参考になりました。
(北原先生)長勝彦先生の指導例から、授業終了の1分前に、「(今から)宿題をやってもいいよ」と言って、やらせる⇒意欲(家庭学習の)に繋げるということ、実践してみます。北原先生の「英語授業の『幹』~」は、既に購入していましたが、(今日の講座を受講して)本気で実行してみようと思いました。(中学校英語科教師)

○データに裏付けられた指導
(赤塚先生)生徒が学習したくなるような「しかけ」が沢山ありました。自分から進んで勉強をすれば、英語学習は苦にならないと思います。
(北原先生)「英語授業の『幹』をつくる本」を読んで参加しました。特別な環境でなくても、データに裏付けられた指導をすれば、英語は出来るようになると勇気付けられました。(中学校英語科教師)

○北原メソッド、高校での指導法は
(赤塚先生)生徒に対しての指示の出し方などは指導の基本ですが、改めて大切なんだなあと実感しました。
(北原先生)素晴らしかった。もっといろいろ教えて頂きたいと思いました。自分は高校の教師なので、北原メソッドを高校の授業に、どのように生かしていけばいいのか。中高連携という観点で、どのように高校で指導していけばいいのかを考えさせられるフォーラムでした。(高等学校英語科主任)

○意義ある研修だった
(赤塚先生)power pointの使い方が参考になりました。Redingについても、(それを学ぶ生徒に)内容を知りたいと思わせる工夫がされているところが良かったと思います。
(北原先生)今までのキャリアを見直し、新しく北原メソッドを学び直していきたいと思いました。意義ある研修だったので、参加した甲斐がありました。(中学校英語教師)

○指導のヒントを頂きました
(赤塚先生)(課外活動として)「伊豆大島ガイド」を作ったのは素敵です。数々のヒントを頂きました。
(北原先生)(北原先生の講師を務める)研修会にもよく参加してお話を聞き、また著書である「英語授業の『幹』をつくる本」もよく読んで、少しでもその内容に近づきたいと思います。(養護学校教師)
初日導入でぜひ使いたい
8月期第1回フォーラム = 授業を生かし際立たせるコツ・方法を考える
協賛:エデュケーショナル ネットワーク/イー・スタッフ/日本教育大学院大学/教育新聞社/森上教育研究所

◇講師と講座名
(1)細 喜郎先生(千葉県立浦安南高校)
        「学習意欲を高める教材、低下させる教材とその指導法」
(2)太田 洋先生(駒沢女子大学)
        「授業改善法-ちょっとした工夫改善が授業を光らせる」
                   ☆
○初日導入でぜひ使いたい
(細先生)自己肯定感のActivityはぜひ初日導入の時に使いたいと思います。私も現在成績下位で学習意欲の低い生徒に苦戦しています。またこれからも様々なアイデアをご教授頂ければ有難いです。
(太田先生)今回のworkshopで指摘された"flexibleであるべき""どうせうちの子はとunderestimateしてはいけない""生徒の将来のために学習法を教える"の3つを肝に銘じて、2学期以降、ちょこちょこ授業を変えて行きたいと思います。両先生とも有難うございました。(中学校教師 RK)

○教える場から「英語は苦手」は強みになる
(細先生)中高校生時代英語が苦手だったというのは大きな強みになりますね。大変な時期を、過去形で語られて、みんなに目を配りながら落ち着いてお話になる姿に、生徒として安心感を感じました。(講義の中にちょっと挿入した)ハングルの例などは、たぶんそうかなと思っていても、実際に受けてみてよくわかりました。練習に脱帽です。
(太田先生)flexibleでいなければと常に心がけているつもりですが、どうしても普段は枠の中に閉じこもってしまっているなあと改めて感じました。やるのが当たり前だと思ってやってきたことでも、あらためて、「その目的は?」と問われると、明確に答えられず。これでは中学生や高校生を納得させられるはずもないですね。いろんな先生方のアイデアを引き出す共感の仕方ににも感心いたしました。(中高一貫校教師)

○毎回感動です
(細先生)発想が豊かで、まさに"目からウロコ"のお話でした。(年齢的にもまだまだ若い)これからも大いに頑張ってください。
(太田先生) 先生のお話は毎回感動します。今回は特に素晴らしいと思いました。話の廻し方、考え方、とても参考になります。(フリーラーター)

○興味や感心を高める工夫
(英語に対する)生徒の興味や関心を高めるための工夫がなされている活動は、とても参考になりました。
(太田先生)普段行なっている活動に、きちんと意味(ねらい)を持たせて行なうことがたいせつであるということを感じました。2学期は「一工夫」して授業に臨みたいと強く思いました。(中学校英語教師)

○基本姿勢を忘れない
(細先生)普段はつい忘れてしまいがちな「教える上での基本姿勢」を今一度心に留めて、工夫した授業をしたいと思います。
(太田先生)flexibilityを忘れないことと、生徒に考えさせることを目指した工夫を心に留めて、今後の指導につなげようと思います。(高等学校英語教師)

○うまくいかなかった失敗談も参考になった
(細先生)生徒に興味を持たせる方法を知ることができてよかった。いろいろな指導方法で、うまくいった話だけでなく、うまくいかなかった話からも勇気を貰えたような気がして参考になった。
(太田先生)沢山の先生方の英語指導法に対する意見や実践を、太田先生の口を通して聞くことができて、大変参考になりました。これまで自分が考えてもいなかった視点を持つことができました。(中学校英語教師)

○迫力と説得力ある講座でした
(細先生)60分という短い講座のわりには、ペアでの話し合いがちょっと長かったように感じました。(ケースをいろいろご存知の先生だっただけに)もう少し多種類の話を聞きたかったと思います。
(太田先生)沢山のユーモアを挟みながら、迫力ある、また説得力あるお話で、大変参考になりました。特に"ドリル"の場面では、普段あまり意識を巡らさないところだっただけに、これからは積極的に意識を変えながらマイナーチェンジをしていきたいと思いました。(高等学校英語教師)

○刺激を受け反省のチャンスを頂きました
(細先生)「小さな質問を切り捨てない」という言葉に、強い刺激を受けました。
(太田先生)先生の講座全体から、普段の実践(授業)をじっくり振り返るいい機会になりました。(中高一貫校英語科教師)

○とても励まされました
(細先生)ご自身の体験を通して、多くの事例をご紹介頂きながらの講義、とても分かり易いものでした。今後自分の授業を進めるにあたって、大変参考になりました。同じ悩みを抱えてきたのでとても励まされました。有難うございました。
(太田先生)私は自分の普段の授業一つひとつを振り返り、反省しながら先生の講義を受けていました。「何か活動を行なうためには、必ずその目的があるはず。その目的が明確でなければ生徒も授業にはついてこない」 
今日改めて実感しました。(中学校英語科教師)

○太田先生のキャラクター大好き!
(細先生)楽しくお話を聞きました。タイマーを使って小気味良くスピーチされるところもよかった。生徒たちの心をつかむコツ、プラスの言葉と問い、いずれも大切ですね。
(太田先生)太田先生のキャラクターが大好きです。とってもリラックスできて、楽しくお話を聞けること。終ったあとに必ず何か自分がシフト出来ていると思えるところがとてもいいと思います。また「常に新しく」は、(指導する側の)心がけですね。
"flexible"のkey wordを頂けて、ますます勇気が出ました。(英語塾経営)

○指導においては共通したものを感じた
(細先生)細先生が英語を指導する学校は、私が勤務する私立の中高一貫校とは対極にあるような感じです。それでも指導する際、お互いに共通するものがあると感じました。
(太田先生)(夏休みのこの時期)他校の先生と意見交換をする機会が沢山あり、二学期に向けてモチベーションを高める良い場となりました。(中高一貫校英語科教師)
評価の観点について具体的に説明を頂いた
◇3月期英語指導法研修会
英語の授業・デザイン力向上講座 
◇参加者の声から
○評価の観点について具体的に説明を頂いた
 またテスト問題の作成・形式についても理解することができました。

 年度末でもあり、また大地震直後ということもあり、参加を見合わせていましたが、思い切って参加して本当によかったと思います。私たちが、日常生活を充実させ、生徒たちの学習を支援し教育することが、被災地の方々の間接的ですが励ましになるのではないかと思います。新年度を目前にして、新たな気持ちで教壇に立つ強いきっかけになりました。(中学校教員)

○特に参考になったことを箇条書きにすると、
1.正しい指導法を学ばなければいけないということ
2.生徒には何から何まで教えてあげるのではなく、気づかせる授業が必要
3.パラダイムを共有する
4.目的を4月の最初に共有すること

 私には足りないことが山のようにあることを、改めて確認することができました。また新年度から勉強、研修に全力で向かっていくことができます。ほんの少しずつでも、この研修会に出て学び、気づいたことを目の前の生徒たちに還元していきたいと思います。本当に有難うございました。(中学校教員)

○授業の落としどころを考えずに授業をしていたことに猛反省。また、テストの形式を先に考え、そのために、「この活動を作っていく」という「このやり方」を、春休み中に考え抜き、新学期から実践したいと思います。

 以前は研究会で、先生たちの取り組みを聴き、それを真似ることに終始していたように思います。目的を意識し、活動をよく洗い直してみようと思います。考えたことをまたフィードバックする機会がないと改善が不十分かと思うので、またこの研修会に参加したい。(高等学校教員)

○テストの見直し、指導案の見直しなど、普段は「作ってしまえば終わり」というものを、根本から見直すことが出来たことが本当に勉強になりました。

 午前中の講義は英語に限らず教育を見直すきっかけを頂き、また午後はより実践的な内容を扱って頂きました。一日の研修内容が一本の線でつながるような感覚を覚えました。今日の研修内容を、教室、学校、地域につなげたいと思います。本当にありがとうございました。(小学校・中学校教員)

○指導案を逆から構築していくということ、最初は戸惑いがありましたが、ペンを走らせていくうちに、目的が明確になっていくことを実感しました。

 中嶋先生の研修を、こんなに少人数でやって頂けるなどとは思ってもいなかったので、とても得をした気持ちでした。実際に指導案を作ってみると、如何に私が今までやって来たことが、単なる指示案であったかが分かりました。このような気づきが授業の中で必要であることを、しっかり心に留めておきます。これからもこのような素晴らしい研修会の開催をぜひお願いいたします。

 今後の研修で「帯学習の計画」をお願いします。今、帯学習でやりたいことが沢山あります。それをどのように組み立て、系統的に行うかを知りたいのです。(中学校教員)

○生徒に自律的学習の習慣を如何にして身に付けさせるか。これの大切さがわかりました。
今まではどうしても教師発信型の授業になっていました。如何にして生徒に"気づき"の授業を行えるのかを模索したいと思います。

 わが国のまさに一大事と言われているときに、勇気をもってこの研修会を開催して頂いたことに感謝します。子どもは"未来"です。しっかりと関っていきたいと思います。

○"目標"と"目的"を常に意識すること。日々のせわしさで見失ってはならないことです。
 中嶋洋一先生の著書に触れ、一度お目にかかり直接お話しをお伺いする機会を楽しみにしておりました。今日は期待したいた以上の内容で、"教師としてあるべき姿"を考えさせられました。まだまだ消化しきれずにいることも多く、これから復習し概念化していこうと思います。

 またこのような機会がありましたら、ぜひ参加したいと考えております。本日はまことにありがとうございました。(中学校教員)             つづく
授業、テストそれぞれ「つながり」が必要
◇3月期英語指導法研修会
英語の授業・デザイン力向上講座 
<参加者の声>
 ○この講座にはまたぜひ参加したい
    特に参考になったと思ったこと
   1.目的と目標 ― 当たり前を削ってみる ― 発想を変えられる
   2.自律的学習者を育てる ― ゴールを先に示すことの大切さ
   3.帯(おび)学習を取り入れる ― 実力をつけることができる
   
 e-prosがこのような研修会を定期的に開いて頂けることで、またぜひ参加したいと思います。今日の研修は、気づかせられることの多い内容でした。

 以前にやってみようとして来たことにも、発展させられずに終わってしまっていることもあり、「ああ、やはりこういう指導案のもとに授業をやってみたい」と気づかされました。4月の研修会にも参加したいと思います。(中学校教師)

○授業、テストそれぞれ「つながり」が必要 
 平素の授業においてもまたテストでも、すべて「つながり」が必要であることを学びました。これまでも研修を受けては、頭では理解していたつもり(・・・)でしたが、
やっぱりつもり(・・・)で終わっていました。今日の研修で、何よりも教師がしっかりとした見通しを持って実施することが求められていることを知りました。必ず4月からの授業では変えていきたいと思います。(中学校教師)

○中嶋先生のpowerfulなお話しに引き込まれました
 これまで30年にわたる教師生活。今日のような指導案の研修は初めてです。
 これまでは指導がばらばらだったものを、今後はうまく流れるよう、組み立てていきたいと思います。

 今日は中嶋先生のpowerfulなお話しに引き込まれてしまいました。(大震災の影響で)授業はいつ始められるかわかりませんが、今日の研修内容で最初の授業から子ども達に接したいと思います。本当に有難うございました。(中学校教師)

○目的なしの活動をしてはいけない
 特に参考になったことは次の2点です。
1.授業で行なう指導には、すべてに目的があるということ
2.目的なしで活動をしてはいけないこと

 今日は長時間にわたる研修会でしたが、本当に有意義な一日でした。また他の高校の先生たちとも色々お話が出来て有意義でした。(中高一貫校教師)

○自分を知ることができて、前向きの気持ちになった
 中嶋先生の研修は今回で2回目になりますが、毎回、大変勉強になります。特に今回は自作の期末テストや授業案を作っての講座でしたから、自分を知ることができました。4月の新学期から、こう頑張りたいと前向きの気持ちになりました。

 今日学んだことを一つでも多く実際にやってみて、自分の授業の組み立て方を変え、わかる授業→ できる授業を目指し頑張りたいと思います。(中学校教師)

○生徒を最優秀にしていくことを学んだ
 中嶋先生の熱意に心から感動し感謝申しあげます。いつの日か、生徒に力をつけさせてあげるのではなく、今、目の前で生徒を最優秀にしていくことを学ばさせて頂きました。

 音読の指導、リスニングの指導が具体的でかつ実際的で、本当に有難かったです。まず私自身の姿勢を変えてみます。そして生徒を立派にしていきます。先生のプレゼンの仕方が素晴らしく本当の温かさを感じました。

 今後はspeaking skillsの訓練方法を教えて頂ければ有難いです。(高等学校教師)

○足りない部分を多く見つけた
 自分の指導案、考査問題を振り返ってみて、足りない部分を沢山見つけました。4月以降の授業に役立てて行きたいと思います。

 「パラダイム」という言葉がありましたが、勤務校ではまだパラダイムは存在しない状態だと感じています。一気に学校全体は無理でも、一人また一人と、点から線になっていくよう努力を重ねたいと思います。

 テスト作成に関するテーマを希望します。(中高一貫校英語科教師)

○Visionを明確に! 反省しました。
 Visionを明確に! 頭ではわかっていたことですし、大切だということもしっかりわかっているのに! 毎回のレッスンでそれが明確でなかったことを反省しました。

 改めて、まずメタ認識を常に意識していく訓練が必要だと思いました。日々のレッスンの中で、MissionとPassion's、充分持っていると思っていましたが、Visionは漠然としていた。

 信念を持って進んでいると信じていますが、まだ毎回のレッスンをimproveしていく修業(行)はとても大切。中嶋先生のお話は、一つひとつ新鮮に心のなかに響いて行きました。

 また新しい気持ちで頑張ります。(ベネッセこども英語教室経営)
概念化の不足に気づいた
◇1月期英語指導法研修会
 テーマ=英語で英語を教える教師のあり方(教室での対応法)
 日 時:1月10日(成人の日)午前10時~午後4時
 講師と講座名:
   1.「英語学習の動機と定着-楽しく効果的なリスニング指導」
     千葉大学教育学部教授  西垣知佳子先生
   2.「英語教師の見識と常識-生徒のやる気を定着させる心得」
     関西大国語大学国際言語学教授  中嶋 洋一先生

◎e-pros1月期フォーラム参加者の声

○理念を持ってっ授業を行うことの大切さ(中嶋洋一先生)
 ここで例をあげたら切りがないほど大切なことを学びました。「理念を持って授業を行うことの大切さ」「学んだ子と概念化する重要性」「言葉の大切さ」etc。しっかりと言語化して、自分のものにしたいと思います。
  
 西垣先生からは、理論的に動機づけと定着について学ぶことができました。何となくメリハリなく指導するのではなく、根拠に基き指導することで、効果的な指導ができることを学びました。西垣先生の次回の講座は、読解面の指導法をお伺いしてみたいと思いました。

 蒔田先生、北原先生の講座を企画願いたいと思います。(中学校教諭・e-pros会員)

○概念化の不足に気づいた
 西垣先生のリスニング指導講座から、stepを踏んだ計画的なの指導法を学びとても勉強になりました。

 昨年度も中嶋先生の講座で学びました。そのときも大変感銘を受けたものです。今回も先生のお話を聴きながら、大事なことすら忘れていることに気づきました。概念化が足りなかったのです。しっかりと人との関りを持ち、概念化を図ります。そして自分としての理念を持ち、明日からの教育活動にあたります。(中学校教諭)

○3ラウンドシステムが印象に残った(西垣先生)
 西垣知佳子先生の講座の中で解説された3ラウンドシステムが印象に残りました。音読の指導の中でも、明日の授業から使える楽しい活動が沢山含まれていました。

 中嶋洋一からは英語教師である以上に、教師として必要なものは何かを気づかせて頂きました。大事なことは、目の前の子どもたちに、「どんな力がついて」「どのように成長していって欲しいか」を考えた授業、学級経営を進めることが大事だと学びました。

 そのためには、自分がやりたいことをただ並べるのではなく、一つひとつの活動の目的をもう一度確認して自分の授業をデザインしていくことです。新年度指導案作成では、ぜひとも実現させたいと思います。(中学校英語科教師)

○中嶋先生の研修では反省ばかりです
 昨年も中嶋先生の研修会に参加して感銘を受けました。しかしこの一年間の自分を考えながら聴いていると、反省ばかりがフツフツと湧いてくるのがわかりました。でもそれだからこそ再び研修に参加して、大変意義深く感じたと思います。頑張ります。有難うございました。(中高一貫校英語科教師) 

○よしっ、自分もやってみよう!
 西垣先生のリスニングの指導法は、その指導法なら自分もやってみようという気にさせます。どんなに立派な理論でも、実行が難解となればそれは無意味な研修です。その点西垣先生の指導法は、理論が確立されて、その上に立った指導法かつ誰もが実行できそうなものが多く、「私もそれでやってみよう」というものばかり。親しみが持てます。

 中嶋先生のお話はじつに奥の深いものがあります。先生の研修を受けた前と後の、教師としての心構えが違うことに気づきます。生徒への接触法が新しく開眼されたような気がします。「頑張ろう、頑張れるぞ」という気になります。(中学校教師)

○概念形成の作業を怠らず
 中嶋先生の講義では、英語の教員として身につけておくべき資質、見識などを含めてお話し頂き、とても「やる気」が出てきました。万遍だらりとした授業は避けるために、「概念形成」の作業を怠らず、しっかり臨みたいと思います。

 西垣先生はリスニングタスクやカルタなどを使い、実践的な講義を披瀝して頂き、非常にわかり易く親しみを持てる内容でした。ぜひ自分の授業でも取り入れてみたいと思います。(中学校英語科教師)

○学力は素質、やる気、環境、素直さ(中嶋洋一先生)
 西垣先生からSLAをわかり易くご説明を頂きよく理解できました。多聴と精読の違いもはっきり理解できました。

 中嶋先生の研修は非常に説得力があって圧倒されました。学力は、素質、やる気、環境、素直さが重要とおっしゃっていましたが、日本では確かに当てはまると思います。しかし世界で通じる人間を育てるには、"素直さ"はそんなに大切でしょうか。

 私自身は生徒だったころ、素直に先生の教えを受け入れていて成績が良かったのですが、海外の大学ではcritical thinkingがないとまったく通用しないことを痛感しました。
(中高一貫校教師)

◆e-pros事務局
 小・中学校の児童・生徒の年頃は物事を分析したり、深く掘り下げたりしながらの判断力にまだ欠けているものが多いと見るのが一般的です。まして知識も経験も不足しているこの年代の子に、「素直さ」は大切な要素と考えます。これが一定の年齢となり、高校生、大学生、社会人と経ることによって経験や知識が備わり、物事の判断や行動においても、自らの責任において行動を取ることができるようになります。大学生ならば国内・海外を問わずcritical thinkingとその行動が必要となってきますが、小・中学生時代の学力増強には、「素直さ」が大切な要素の一つであることは間違いないと思いますが如何でしょうか。(大釜 茂璋)

○中嶋先生の話しは心に沁みる
 今日もe-prosフォーラムに参加させて頂きました。
 ここのフォーラムにはいつも感動があります。中嶋先生の話しは上手な落語と同じで、たとえ同じ内容でも、その都度心に沁みていきます。これもある意味男の学習ですね。これからも期待しております。(中学校英語担当 K.K)

○まるで電気ショックでした
 久しぶりに指導法研修会に出席しました。冬休みボケをしている自分に、強烈な電気ショックを与えてもらった感じです。日ごろ、様々な業務に追われ、忙しい、忙しいと言い訳をしている自分が恥ずかしくなりました。

 中嶋先生のお話しの中で、「Passionが無くなったら教員はやめるべき・・」とありましたが、一番印象に残りました。有難うございました。(中高一貫校教師)

○常に更新、進化する中嶋先生の研修
 どうしても午前中の時間が取れなかったので、午後からのみ参加しました。以前に伺った内容の話もありましたが、常に更新、進化を図っていることを感じつつ、いつものように心に沁みる内容でした。まだまだ消化仕切れていないところも多く、これから復習し、概念化していこうと思います。いつも有難うございます。(中学校英語科教師T・Y)

○学ぶことの多い講演会
 西垣先生によるリスニングの具体的な指導方法や、生徒を中心に据えた授業の構築を説く中嶋洋一先生のお話しと、学ぶことの多い研修会でした。また教材をいかに効果的に活用していくかということについても、いろいろな角度から考えさせられる有意義な時間でした。有難うございました。(大学院生)
skil以外に多くのことを教えて頂いた
◎e-pros1月期フォーラム参加者の声(第2回)

○skil以外に多くのことを教えて頂いた(中嶋洋一先生)
 12月期フォーラムに引き続いてe-prosの研修会に参加しました。このフォーラムの内容と参加費を考えると、他の研修会との格差を感じました。

 午前の部の西垣先生の講座では、日ごろの授業で如何にinputを保障していくか、また他の活動で如何に達成感や、わかったという思い、自信をつけさせるかの、大きなヒントになりました。

 午後の講座も圧巻でした。中嶋先生のskilに主点を置いた話しだけでなく、授業の中で何を、どう伝えていくかを深く教えていただき、その他多くのことを学ぶことができました。

 今後のテーマとしては、「教育困難校における英語授業の動機づけ」「教師たる人格形成のあり方」を希望します。(中学校英語教師)

○ 話法も学びました
 西垣先生の講座は今回で2回目の参加ですが、この度もとても楽しく聴講することが出来ました。西垣先生は音楽の指導法も学ばれているようで、私たちも同じく学ばなければと思いました。声もよく通り、話し方もはきはきと分かりよく、授業における話法も学ばせてもらいました。

 中嶋洋一先生の講座もみなさんそれぞれ真剣な聴講で、他の研修会では見られないほどの印象に残る指導法研修会でした。(高等学校英語教師)

○目指す方向性を再確認しました(中嶋洋一先生)
 西垣先生の講座では、音読のさせ方のバリエイションをいろいろと学ばせて頂きました。すぐに実践できるものばかりで本当に有難いと思いました。

 中嶋先生の講座は、日ごろ忙しさの中で忘れてしまいがちな、目指すべき方向を再確認させて頂きました。私も、もっともっと勉強して、授業の質を高めていきたいと思います。(中高一貫校英語科教師)

○ 授業の進め方、考え方などを学んだ
 西垣先生のリスニング指導では、ハリーポッターをテキストに、具体的な活動を披露いただき、ぜひ参考にしたいと思いました。開隆堂のカードを購入して早速授業で使ってみたいと思います。

 中嶋洋一先生の講座では、英語の授業の進め方、考え方については勿論のこと、教育者としての視点や心構え、忘れてはいけないことまで気づかせて頂きました。本当に有難うございました。

 今日はお二方の先生のお話を伺うことが出来て、本当に良い一日でした。次回は、「4技能を如何にバランスよく教えるか」を具体的に実践例をあげてご指導を頂きたいと思います。(中学校英語科教師)  

○ 「テストする」ではなく「指導する」ということ
 西垣先生のリスニングの指導法で、「テストする」ではなく「指導する」という方法をはじめ、様々な音読方法はまさに明日からの授業で早速活用できるものでした。

 また中嶋先生の教科書の分析も、とても興味深いものでした。いつも「文が短い」、「文が不自然」と、使用している教科書に不満を感じていましたが、だったら自分で自主的におぎなえば良かったんだと気づきました。とても参考になりました。有難うございました。(中高一貫校英語科教師)

○「場面を与える」
 「場面を与える」ということが、とても印象に残りました。教科書にもこのような使い方があるのかと思い、新しい発見。さっそく授業で実行してみようと思います。有難うございました。(中高一貫校英語科教師)

○ 学ぶとは何か
 教育とは何か、学ぶとは何か。中嶋洋一先生のお話しを聞きながら自分なりに再検討をする機会を与えて頂き、感謝しています。日々の授業を改善していこうという意欲が湧いてきました。有難うございました。(大学・短大教員)
教師はどうあらねば」ならないか
◎e-pros1月期フォーラム参加者の声(第3回)

○中嶋洋一先生に圧倒され通しでした
 圧倒的な力量、筋の通った哲学に圧倒されっぱなしでした。じつを言うと、授業が思うようにいかず、教師を辞めようと思ったこともありました。しかし、今日のこの研修に参加し、もう一度頑張りなおすことが出来ました。実際にお目にかかり、中嶋先生が私の中の教師のモデルになりました。

 田尻先生の講座をお願いします。(中学校英語科教師)

○教師はどうあらねば」ならないか
 今日は素晴らしい研修会を開催して頂き、どうも有難うございました。中嶋先生の研修を受けたのは今日が初めてだったのですが、「教師とは、どうあらねばならないか」と言う教育の真髄の部分に触れることができ、とても参考になりました。感動的な研修会でした。

 西垣先生の研修も、とても楽しくて大変参考になりました。どうも有難うございました。
今後の研修会では、太田洋先生、伊藤正彦先生による「中高一貫しての指導法」などを教えて頂きたいと思います。(高等学校英語科教師)
 
○時間の経つのも忘れていました
 お二人の先生共に、具体的でじっくり狙いを定めて、丁寧に準備された内容で、時間が経つのも忘れ、夢中になって聴いていました。明日からの現場での授業や過ごし方に、今回教えて頂いたことを自分なりに租借して、活かしていこうと思います。

 今日のフォーラムは、他では味わえない、大変有意義で示唆に富んだ研修会でした。またぜひ、e-prosのフォーラムに参加したいと思います。今後「入試にも生かせるコミュニカティブな授業」を企画して欲しいと思います。(高等学校教師)

○じつに奥の深い内容(中嶋洋一先生)
 何とも深い内容の講義でした。普段はまったくあそこまでは考え抜いて指導をしていません。(できませんでした)今後は教材研究だけでなく、もっと、目的と目標を明確にさせて指導をしていかなくてはならないと痛感いたしました。生徒指導に追われてばかりの対処法の授業でし、前もって生徒指導に追われてばかりの対処法授業でした。今後は前もって、生徒に対処する必要性を考えなければならないと思いました。(中学校教師)

○どんな生徒になって欲しいか
 e-prosの研修会には初めて参加しました。自分自身の目的、どんな生徒になって欲しいか、もう一度よく考え、整理してみたいと思います。ありがとうございました。文法、SKIT,英語劇などをテーマにした講座を聴講してみたいと思います。(中高一貫校教師)

○やりっぱなしの授業は避ける
 出口、理念を考え、Back wordにシラバス、そして授業を考える。教えていただいたことをよく反芻し、ぜひじっくり考えて、やりっぱなしの授業にしないようにします。今日は有難うございました。(中高一貫校教師)

○堂々と教壇に立つために
 お二人の先生のお話を聴いて、とても勉強になりました。
中嶋先生のお話しの中で、「学び方を教える」「教師としてのラベルを持つ」ということがとても新鮮で印象的でした。

 日々の活動の中で生徒との信頼関係深め、堂々と教壇に立ちたいと思います。授業の中では「気づき」を大切にしながら、子ども達に学び方を教えられるようになりたいと思います。今日は本当に勉強になりました。(中学校教師)

○緻密に計画性をもって
 西垣先生の講座では、3ラウンドシステムについて、実際に体験しながら、その意義と有効性について理解できました。

 中嶋先生の講義を受け、教員としてのあるべき姿、信念などについて、考えさせられたセミナーでした。授業についても、あれほどまでに緻密に計画性をもって取組む姿勢に、感銘をうけました。またこの後も、ぜひともこのようなセミナーを受講してみたいと思います。(高等学校英語科教師)

○「何故そうするのか」目的を問い直す
 中嶋洋一先生の指導を受けました。小手先の授業(指導法)ではなく、教育そのものに対する深い考えを伺うことができました。

 講座の中で、ところどころで実際に考させる時間があり、自分自身で「何故」を考えることで、言葉の受け止め方が変わることも身をもってわかりました。今日の講座を無駄にせず、今自分が関っている教育に対して、「何故そうするのか」という目的を、もう一度問い直していきたいと思います。(中学校教師)

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