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次期学習指導要領「覚えさせる」から「考えさせる」授業へ

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次期学習指導要領「覚えさせる」から「考えさせる」授業へ

2020年の小学校課程の改訂、翌年から中学校、続く高等学校と学習指導要領の改定が続きます。各学校では移行措置にともなう授業改善が大きな課題となっています。特に、一般的に言われているように、言語活動の寿実(小学校3,4年生に外国語活動が導入される)、基礎的・基本的な知識・技能の活用(活用力の育成)、体験的な学習、基礎的・基本的な知識・技能を活用した問題解決的な学習(問題解決力の育成)、探究的な学習(探究力の育成)、学習の見通しと振り返り学習(学びの継続と深まりの指導)などが重要になります。アクティブ・ラーニングの視点から、「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業改善については、これまで培われたベテランで定評ある先輩教師の指導法から、良くても悪くても、このような教師が講師を務める講座から学び取ることが肝心です。

このように学習指導要領の改訂を前にして、学習指導対応に変革が求められ、現場を担う教師たちにはいろいろと課題も予想されます。この期に及んでも何ら変わらない教師、この変革を弾みに大きく飛躍しようと頑張る教師など、教師像も様々な姿勢、雰囲気を呈しております。その中で、時代の変化に鋭敏に反応する教師はこれをチャンスと捉え、これからの教育には「何が必要か」それには「どんな指導、どんな授業が必要か」と、意欲的な教師としての組成を見せております。このことに気づかずに勉強をしない教師は、結局、これからの教育者としては立ち遅れざるを得ないし、担当される生徒にも大きく影響することが避けられません。

12月23日(日、天皇誕生日)、e-pros主催/平成30年度12月期英語指導法研修会を、上野の岩倉高等学校3階「カフェテリア」(特設会場)で開催しました。今回の講師は、千葉大学教育学部教授西垣知佳子先生と関西大学外国語学部教授、同大学附属中学校・高等学校校長の田尻悟郎先生です。西垣先生は、NHKラジオ講座基講座2の講師を務め、千葉大学附属小学校でも英語を指導し、文科省の小学校英語指導の委員を務めるなどその筋の権威者として知られています。田尻先生は世界のカリスマ教師として紹介されたわが国英語教育に権威のお一人として知られ、英語教師としてもマスコミなどでも抜群の人気はよくご存知の通りです。

この会では新学習指導要領が改定される2020年には小学校の英語も教科になるということから、小学区の現場から英語担当者や校長先生、また教育委員会の指導主事など多くの先生たちが参加されました。

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