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フォーラムレポート

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躍動的に動きのある授業が「英語好きの子」を育てる!

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躍動的に動きのある授業が「英語好きの子」を育てる!

 6月のe-prosフォーラム、1学期最後の英語指導法研修会が 6月24日(日)、JR上野駅入谷口の岩倉高等学校視聴覚室で開催されました。

 講師並びに講座テーマは、下記の通りです。
(1) 筑波大学附属中学校、パーマー賞受賞  久保野 りえ先生
           講座題 = 教科書をつかった「発言力と対話力の育成と、表現力を高める授業」

(2) 成蹊学園中・高等学校、語研理事  四方 雅之先生
           講座題 = 4技能のバランスを考え「活性化された授業構築とそのヒント」

(3)英語教育センター常任審議委員、語研参与  長 勝彦先生
           講座題 = 生徒と一緒に、楽しく成果を挙げる英語授業のコツ
   
 久保野りえ先生、四方先生は語学研究所(語研)の幹部で、日本の英語教育界では一目も二目も置かれる先生として知られています。また長先生は東京都中学英語研究会の副会長、研究部長のみならず、現場主義に徹した先生で、日本の英語教育界では大きな功績を挙げて有名です。教職経歴の浅い、若い英語教師には必ず役立つという必修のセミナーでした。長先生シリーズは、先生の英吾氏同乗の体験を主に、年に数回のシリーズでセットします。ご期待ください。

 この研修会は出席者を抑えて極力少人数のセミナーでしたが、少ないことから質問・応答が活発で、内容的には随分充実していたという感想が多く聞かれました。

 長先生のシリーズによる指導には、昨日の先生方は期待して参加したと言う感じが濃厚でした。耳にタコができるほど聞いた(北原延晃先生など)としても、聞いた人がそれをヒントにした実行が伴わなければ、聞かないと同じだねと、話しながら帰るお友達二人で聴講した先生もいましたが、それだけ授業を構築する上で参考になる話の内容でした。比較的固い研修会の最後の時間に、長先生の体験に基づくほのぼのとした、それでいてモチベーションの高まるお話は喜ばれるし、研修会自体の品格も決まるように思いました。

 この研修会を聴講した先生の感想は、聴講者が少ない事が幸いしたかのようにじっくり研修できたと見えて、深みのある、具体的な感じ方をしています。参加者数を追求しても、しかも上滑りの感想だけではがっかりします。講師の先生からも、久保野先生が感想を述べられたように、「今日は凄く充実した教員研修ですね」という言葉をを信じたいと思います。爽やかな研修会でした。

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