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フォーラムレポート

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活力ある指導法を学び、身につけ、勇躍新学期へ向け飛翔しよう!(0330)

<通算第96回英語指導法研修会>

日時平成26年3月30日(日)
(1)10:00~12:25
『英語で授業』のDos & Don’ts
       ― 読解指導に不可欠な、教師の音声表現力
         久保野雅史先生(神奈川大学外国語学部)
(2)13:30~16:30
コミュニケーションの中で言語力を高め合う授業のあり方
       ― 6年間で目指す英語の力
        布村奈緒子先生(都立両国高等学校)
        杉本 薫先生(都立両国高校附属中学校)
会場岩倉高等学校視聴覚室


◇3月期フォーラムに参加された先生方の声の一部を、アトランダムにご紹介いたします。

〇 学校の中にいるとまるっきり気づきませんでしたが、外は大荒れの天気で、そのときは街を歩く人も少なくなったとのこと。「講師が久保野先生だから参加する」と言って事前予約をしていた人が二人も欠席したのは、風と雨が強く出て歩けなかったというメールが事務所のPCにありました。翌日から穏やかに晴れあがったということは、30日に集中した春の嵐だったようです。

 久保野先生の講座を聴講した人は、みなさん揃ってこれからの英語指導はオーラル面の強化が大切であることを納得したようです。この日の研修には、遠く青森、岩手、宮城、静岡など、30名を少し越すぐらいの小規模の研修会のわりには遠くからの参加が多く、また中高一貫校の先生がいつもよりも多いと感じました。

 午後から行われた布村奈緒子先生の講座は、昨年11月16,17日、東京都大田区蒲田で行われた全英連東京大会の授業実演高校の部を映像で再現しながら、授業の趣旨や意図、それによる成果などを具体的にお話し頂きました。

 中高連携のこの学校は、3年間の附属中学校での英語教育と、高校に進学後はさらにその英語力を発展させていきます。

具体的には、
①即興で考えを伝える(Small talk、英問英答、Reproduction),
②情報や考えを整理し伝える(Discussion,Debate)ことを目標としています。

これらの力を育てるため、両国高等学校では中学校に引き続いてDebate活動を取り入れています。

〇中学校時代からの土台が大切小中そして高校との連携の中で、何を大切にするべきか、また子どもたちにどのような力をつけていきたいか、多くのことを学ぶことができました。

午後のVTR研修を午前中にし、久保野先生のご指導を午後の部に持ってくると、よりdos/don'tsが明確になったのではないかと思います。久保野先生のお話も、もう少し聴きたかったのです。VTRからは、如何に中学校がつ
くる土台が大切であるかが伝わってきました。(教育委員会指導主事・男性)

〇自分のニーズに一致した研修会でした新年度、新学期の始まりを目前にして、大いに参考になる内容でした。テーマ、講師の先生方が自分のニーズに合っていて、大変勉強になりました。4月からの授業で、ぜひ実践に移して準備を進めていきたいと思います。(中学校英語教師・女性)

〇4月からの授業で活かしたい久保野先生には、英語で授業をするとどんなメリットがあるのかという基本的なところからお話をして頂きました。具体的な指導方法としては、教科書の本文の下によくあるQ&Aの英問の扱い方が特に印象に残った。早速4月からの授業で活かしていきたい。(高等学校英語教師・女性)

〇クラスルームイングリッシュについて考えました久保野先生の講座では、効果があがるクラスルームイングリッシュについて考えることができました。例えば、教科書にあるQ&Aは書き言葉なので、口頭で確認するときは、短く区切って示すと良いことに気づきました。(中学校英語教師・男性)

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